やさい通信
1999年10月14日(木) 福富りえ子


八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
   館町の田中さん  
 小比企町の鈴木さん 
  百草の由木さん  
壬生菜
さつまいも
ニラ
大根の抜き菜又は
小松菜
ごぼう

抜き菜


 館町の阪東(バンドウ)さんからです。大根の抜き菜は細かく刻み、茎から先に、から炒りし、油揚げの千切り、千切りした葉の部分を炒めてカラカラにします。砂糖、しょうゆを振り入れ、炒りつけると出来上がりです。暖かいご飯にのせたり、混ぜたりしどうぞ、「箸休め」にお薦めです。という「おたより」です。「箸休め」って言う言葉、いいですね。食事の最中の気分転換、おつまみという意味だと辞書にありました。忙しくしておりますとこんな言葉に感動します。

 北野町の島村さんからです。抜き菜はこれから成長していくお野菜の成長エネルギーを頂くようで、普通のお店でも見かければすぐ買ってしまうくらい大好きです。ごま油でいため、おしょうゆでさっと味付けしたのが、ご家族揃っての好物だそうです。
 
壬生菜


 鍋もの、いためもの、漬け物、とシャキシャキした歯触りが特徴の野菜です。独特の辛みと香があります。京都の壬生地方の生まれです。

あちゃら漬けとACHAR


 かぶのあちゃら漬けとバリのACHAR(にんじんときゅうりと辛くない唐辛子を甘酢に漬けた物)、耳には同じあちゃらと聞こえるのですが、名前の由来が不思議ですと前記の島村さんです。材料は違っても漬け方が同じだそうです。アジアは一つだと感じたそうです。
 本当に文化の流れって不思議ですね。ルーツは同じかも知れませんね。 
 
ごぼう


 ごぼう特有の風味や旨味は皮の近くにあります。皮はむかないでたわしで洗い、包丁の背で表面をそぎます。空気に触れると変色します。アクが強いので切ったそばから水につけていきます。酢水につけると香が、弱くなります。香を生かしたいときは、水にさらして、米のとぎ汁でゆでます。食物繊維を多く含み便通を促し、腸内の細菌の発生を助け、ビタミンの合成を活発にします。

小冊子「私のやさい畑」


 11月注文書で申し込み頂いています。是非是非お読みください。消費者と生産者と流通業がこもごも歩んだ一大記録本です。こんな本、他にはありません。自信を持って作りました。皆様野菜を食べながら、大論文?ありがとうございました。感謝!感謝!