やさい通信
1999年10月7日(木) 福富りえ子


八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/

 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 

   館町の田中さん  
 小比企町の鈴木さん 
さといも
ねぎ
ピーマン
チンゲン菜
大根の抜き菜

小冊子出来上がりました。


 ありがとうございました。野菜を売ったり買ったりする関係ばかりでなく、地域コミニティをつくりませんか。の問いかけに答えてくださった皆様、書く人ばかりでなく読むことだけを楽しみに
している人がいることも分かってくださいと知らせてくださった方々、生産者の皆様、小冊子「私のやさい畑」手にとって是非ご覧ください。11月注文書でよろしくお願いします。

東海村核燃料施設臨海事故


 行方群の北浦村の微生物農法の会が茨城にあります。地図で計りましたら事故現場から約50キロほど離れています。これからレンコンの出荷が、今まさにはじまろうとしているときです。問い合わせをするより早く、先方からFAXが入りました。放射能の影響は現在のところないということで、胸をなで下ろしています。その後詳しいデーターが、次々送られてきています。事故現場から3キロ以内のガンマー線線量の推移のデーターを見ますと3回ほど臨海があったのではないかと推察できます。私は原発の危険性を訴え続けていますが、関連施設での事故の危険性も露呈しました。命と共存できないものはいりません。

 微生物農法の会、代表の長島昌裕さんが10月3日声明文を出しました。
今回の東海村の臨海事故に際して私たち生産者は現在の状況を的確に把握し、尚、今後とも情報の収集に努め、相変わらず生産に励んでいきたいと思います。と、同時に今回のような重大至極な事故は政府、行政、企業の癒着構造の中にあると糾弾し、生産現場においてその責任を徹底的に要求し、これらと徹底的にたたかっていきたいとおもいます。今後とも、更なるご支援、ご協力のほどよろしくお願いします。

野菜と一緒にカマキリが


 上柚木の村上さん、すいません。野菜にカマキリが付いたまま行ってしまったようで。
村上さんからの「おたより」です。野菜と共にかまきりが届きました。食べるわけにも飼うわけにもいかないので、抜き菜のお土産つきで草むらに連れていきました。無事もとの畑まで戻れたでしょうか。野菜畑から台所一直線のかつての食事のあり方にお遊びではありますが、戻れたのを嬉しく思いました。
 海ごとお届け頂いた様な魚(ファミリー)これまたかつて海沿いの町で船からあがった稚魚たちを木箱いっぱい入れて売ってくれる漁師さんたちとのあり方。生産と消費が有機的でありえた時代、土地を、幻の様に楽しませていただきました。(後略)
村上さんの考え方といいますか、ものの見方が、澄んでいて思わずそのまま書かせせていただきました。

野菜を巻くテープ


 こちらから、村上さんにご報告する事があります。以前、葉ものなどを巻いているテープとダイオキシンとの関係をご指摘くださいました。以後、こちらで使っている、開け口を止めるテープ、シーラーと言っていますが、それが塩ビ製品であることで使うのを取りやめました。今日、メーカーからポリエチエン製のものが開発されたそうで、新製品がきました。メーカーも対応が早いですね。それが絶対良いと断言できるデーターを持ち合わせているわけでは、ありませんが、少なくとも現時点では焼却してもダイオキシンを発生させないというものであることは、確かなようです。