やさい通信
1999年7月1日(木)

個人宅配システムやさい畑
住所:東京都八王子市東浅川町553 
TEL: 0426-68-3501, 030-218-6601
E-mail:yasai@din.or.jp 
  Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
     



本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。

  小比企町の鈴木さん 
  館町の田中さん  
  小比企町の小杉さん 
ミニトマト
キャベツ
赤玉ねぎ、おかひじき
モロヘイヤのうち2品
トウモロコシ

きゃべつ


 小松菜、キャベツと虫食いが続きご迷惑をおかけしてます。又、と思われるかもしれませんが、又、虫食いキャベツです。私は一番ひどい虫食いキャベツを食べましたが中に虫はいませんでした。これならと考えてお配りしたのに虫が入っていたりして、もうしわけありません。kさんが虫食いキャベツが来て、「やさい畑」を脱会すると言ってこられました。kさんがメールをくださったので返事を書きました。

k 今週分に入っていた、キャベツは、あまりにもひどい状態でしたので迷ったのですが、メールをする事にしました。

F 確かに虫食いがひどかったと思います。

k 虫食いだらけで、中からも虫が出てきて、ハッキリ言って気持ち悪かったです。特に、キャベツは生で食べる事が多いので、今回はとても食べる気になりませんでした。

F 出荷前にかなり虫を振り落とすそうですが、「やさい通信」にも書きましたが、それでも中に潜り込んだ虫は取りきれないでということで、お配りしました。農薬をかければ、虫は解決できます。市場でも虫食いがないのは高く売れます。Kさんのお考えは良く分かりました。ただ生で食べるからこそ、ぎりぎりまで農薬をかけないで我慢したという行為があったということも1つの考えとしてご理解頂ければと思います。目に見えない毒性と二者選択です。

k先週の小松菜もそうでしたが、一体どこを食べるの? という感じで、無農薬とはいえ、ちょっと状態が悪すぎると思います。

F おっしゃる通り、見た状態は良くない物が行ったと思います。今の時期高温多湿の気候風土を持つ、この地で真実、無農薬で野菜を作るとどうしてもこうなります。

k 無農薬で安全だから、どんな物でもいいのか、というと、私は そうではないと思います。

F 私自身も同じ考えです。そしてその基準(どんな物でもいいというわけではない)での選択ででした。

k 見た目のきれいな野菜が欲しいと言ってるのではなくて、 虫食いも程度問題で、今回のような野菜は入れてほしくないです。

F お考えはよく分かります。無農薬で作ると高く売れない上に、畑で没にして、出荷出来ないものがたくさんでます。kさんは納得いかないかもしれませんが、虫食いのひどいのは収穫しない、出荷してないのが実状です。価値観の違うギャップだと思います。適度な虫食いを作ることは出来ないし、消費者が、それを望むなら何度か農薬をかけるという選択を生産者は、取るしかありません。農業生産の実状を知っていただきたいと言うのが、あります。畑を見て、生産者と話す機会をお望みならいつでも可能です。有機無農薬の畑と農薬をかけた畑と黙って見るだけで違いが分かると思います。

  無農薬というのは、植っぱなしにしているということではありません。農薬をかけるより大変な労働力と精神力で作り上げます。それと都市生活をしている私たちのすべてが、水も空気も土も汚染しない生活をしているかと言えば、ノーと言わざるをえません。食器を洗う洗剤が川を汚し、衣類の虫食いを防ぐ防虫剤が空気を汚染し、という社会にあって、農業だけが、有機無農薬を固持する事の難しさの中、作り続ける努力を一抹でも思って頂ければ幸いです。
kお金を払っている以上、それなりの商品であるべきではないのでしょうか、もちろん、農薬が使われていない分、少々の虫食いや虫がつくのは、理解できますが、今回のキャベツは論外だと思いましたので、メールを書きました。

F 召し上がれなかったとおっしゃる物に代金は頂けませんので請求書で代引き処置をとります。申しわけありませんでした。

k 尚、以上が「やさい畑」の趣旨とは異なるようでしたら、私はやさい畑を脱会しようと思います。

F 「やさい通信」にも書きました《虫食いが多く、綾子さんは「やさい畑」には出すのをためらっていました。他団体には出しているのに毎年「やさい畑」には止めておこうと言って、出さないで来ました。こんな虫食い入れて「やさい畑」を止めてしまう人が出ると困るからというのが綾子さんの弁です。》「やさい畑」だけが、いいとこ取り(農薬も虫もイヤだ)みたいにしたくありませでしたし、他団体(3団体)が無農薬の労働の対価として認識しているものを「やさい畑」としても避けて通ってはいけないと思いました。毎年避けていたこの期の虫食い野菜を認識し、判断して、入れることにしました。ご迷惑をおかけしました。

F 電話で脱会の旨伺いました。電話では詳しくお話ししませんでしたが、お世話になりました。今後とも八王子農業を応援ください。
            
 トウモロコシ


 1000円で最低5品目は入れるという設定からトウモロコシが、1本になりました。甘くて柔らかくトウモロコシとはこんなに美味しかったのかと感じていただける味です。1本でごめんなさい。
たくさん取れています。

トウモロコシ注文受け付けます。


 7月12日(月)〜16日(金)までのお届けとなります。2本350円です。
ご注文は、電話(留守電)、FAX、電子メールで受け付けます。
お名前(フルネーム)と電話番号は、必ず必要です。その上で2本、4本、6本と本数をお願いします。受付は7月1日(木)から7日(水)迄です。よろしくお願いします。




「私のやさい畑」お届けします。


BACK NUMBER
1997年4月からのバックナンバーは別ページに移動しております。こちらをご覧下さい。
 

 NEWS


◎1999-5-30の国際交流イベント「みんなちがってみんないい」では磯沼ジャージークラブのイベントにご参加頂きどうもありがとうございました。
 ”We're different & That's great" Festivalチラシ1チラシ2

◎やさい畑代表の、「福富りえ子」のホームページができました。こちらをご覧下さい。

◎1999-3-5(金)の午後10:20から、NHK「食卓の王様」で、磯沼牧場 が放映されました。ご覧になっていない方は生活舎まで。

◎1/23(土)の、やさい畑・生活舎合同の新年会には多数の方に参加していただきありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

○いちょう祭りでは、磯沼ミニ牧場を開設しました。模擬店では、焼きそばと長崎ちゃーめんが完売、大盛況でした。ご協力いただいた方々や、参加してくださった方々ありがとうございました。

○磯沼牧場のサマーフェスティバルの写真ができました。







○やさい畑では、インターネットによる注文書の受付を開始いたしました。会員の方で、インターネット接続ができ、電子メールをお持ちの方で、インターネットによる注文を希望する方は、お名前(会員番号)と電子メールアドレスを、yasai@din.or.jp までお知らせ下さい。
会員専用のホームページのアドレスは、http://www.hiug.ne.jp/~yasai/order/order.html です。現在は、インターネット注文フォームと通信連絡フォーム、および会員相互の親睦のための掲示板などがあります。掲示板は生活舎の会員の方も参加できます。まだ入室方法をご存じでない方は、yasai@din.or.jp まで、会員番号とE-mailアドレスをお知らせ下さい。URLは、http://www.hiug.ne.jp/~yasai/wwwboard/ です。

○4/26(日)の、小比企町の「磯沼牧場」、春のイベントは、雨天のため中止となりましたが、5/3に順延して開催いたしました。この模様をご覧になりたい方は、こちらをご覧下さい。

雨の中、70名以上の方が参加して下さいました。
有り難うございました。

新兵器で、50人分の「パエリア」に挑戦。

 
○やさい畑が、アサヒタウンズの連載記事「東京の農業」で紹介されました。記事の内容はこちらをご覧下さい。

○高尾駅北口前の、きれいなお花が一杯並んでいる、たべものやさん(うどん・カレー・コーヒなど)「花織」のホームページができましたのでお立ち寄り下さい。

○1/24は生活舎の新年会でした。

新年会で挨拶する福富代表。

新年会のおごちそう。

菊元さん

○いちょうまつりの磯沼ミニ牧場で、生活舎とやさい畑が出店しました。このときの模様を写真でお伝えします。

○山梨のぶぅふぅうぅ農場で「謝肉祭」が開催されました。今回は、やさい畑の会員の方も参加して下さりました。

    南大沢から来て下さった方々

 ぶぅふぅうぅ農場の中島さんと福富りえ子。





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