やさい通信
1999年3月18日(木)

個人宅配システムやさい畑
住所:東京都八王子市東浅川町553 
TEL: 0426-68-3501, 030-218-6601
E-mail:yasai@din.or.jp 
  Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
     



本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。

 小比企町の鈴木さん 
   小比企町の小杉さん  
  百草の由木さん 
ターサイ
小松菜
ネギ
白菜菜
ほうれん草
さといも

白菜菜

 聞いたことのない菜っ葉だと思います。実は白菜なんですが、結球しない白菜なんです。正確に言いますと結球しないではなく、結球出来なかった白菜です。昨年の台風と気候で倒壊した白菜が、この暖かい気候の影響で倒壊した中から葉が伸びてきたものです。昨年は、鈴木さんの白菜が1度もでなかったのです。ほぼ全滅でした。ところが思わず葉が伸びて皆様の食卓に上る結果となりました。鈴木俊雄さんもびっくりする程のおいしさです。私は試食に味噌汁にしましたが、あまみがあって普通の白菜の味噌汁よりおいしいと感じました。普段は白菜の味噌汁は好みではないのですが、これはいけました。おひたし、酢の物、煮物、蒸してサラダに季節はずれの白菜菜お楽しみください。

ターサイ

 繊維質の少ない中国菜です。強いクセもないので、煮込み料理、スープ、鍋もの、炒めのも、おしたし、あえものなんでもいいようです。緑黄色野菜なのでカロチン、ビタミンCが豊富です。

臓器移植について

 臓器移植について取り上げたのは、今回を含めて4回です。はじめは臓器移植法が提言されたとき、次は移植法に基づいて臓器移植が行われたときに2回、そして今です。
 

 別所の大嶋千映子さんから「おたより」です。
「死」についてのとらえ方が人によって微妙に違うということ、一概にどちらかに決めつけられないと思ったことなど綴っています。友人が2年間、植物人間の状態となり亡くなったこと。その間のご家族のご苦労、いつかきっと目を開いて還ってくると信じて看守っておられた話には、真実つらいものがあります。

 臓器移植を待ち望む子ども達のことも人事ではありません。提供者本人、家族、提供を受ける人の思いが、一致してはじめてなされた方が(臓器移植を)いいと思います。というのが大嶋さんのご意見です。又、自分の「死」について生きているうちによく考えておこうと思われたということです。

 大嶋さんは、助産婦さんで、お人柄に触れたことが以前にありますが、(臓器移植を)待ち望む子どもたちのことは人事ではないとおっしゃる言葉にはっとしました。
 医療はけっして他者の「死」を待ち望んではいません。その人がどのように生きようとかとしたとき、応援するひとつの手段なのではないでしょうか。と結ばれています。


 西寺方町の渡辺クニ子さんからの「おたより」です。
テレビで林教授の低温療法を放映していたとのことです。低温療法というのがどういうものか私は知りませんが、ものの本によりますと脳死寸前の人が生還した例が、75人中65人あるというものです。トラックにはねられた人の治療とアメリカの現状を対比する形で放映していたそうです。渡辺さんの文章をそのまま書きますと、アメリカの場合一定時間意識が戻らないとドナーとして切り替えられ、移植準備に移行してしまうというような内容のテレビだったそうです。

 そして渡辺さんの情報によりますと、アメリカではドナーの臓器を摘出するとき麻酔をするとか。つまりもしかしたらその人が生還する可能性を持った体ではないかという疑問があるようです。

 渡辺さんはこうも言っておられます。生命とは不思議で神秘的で何時間か線がフラットになって、脳が機械に反応しないからといって完全にその人が「死」を迎えるとは言い切れない部分が人間にはあると思うのです。言い方が適切ではないかもしれませんが、提供者の出るのを待つ=人の「死」を願う、ことにもなりかねない。

 渡辺さんの結論です。最初から臓器移植しなくとも良い体がうまれてくるような社会を作ればいいわけで、それが福富さんの掲げるテーマに通じていくのだと私は考えています。例えば、大気汚染とタバコ、これをなくせばほとんどの病気はなくなる、大気汚染をなくす方向へ立ち上がらなければ。ということです。


 私から一言、脳死判定基準のひとつに無呼吸テストというのがあるそうです。人工呼吸器を一定時間はずし、自分で呼吸をしているかどうかを調べるテストだそうですが、現状自分で呼吸していない人の呼吸器を外すことは、「死」を意味する危険性があると国会参考人の証言として医師からあったことをやはり少数意見としても見逃してはいけないのではないでしょうか。

  又、脳死判定基準に添った人の中でも生還した人いるなど、素人には分からない部分がたくさんあります。
ただ言えることは、自分は移植を受けないということです。だからといって、移植を受ける人を非難する気はまったくありません。大嶋さんのおっしゃる通り提供者、受ける人、家族が合意して行えばそれはそれでいいのかとも思います。


「私のやさい畑」お届けします。


BACK NUMBER
1997年4月からのバックナンバーは別ページに移動しております。こちらをご覧下さい。
 

 NEWS


◎1999-3-5(金)の午後10:20から、NHK「食卓の王様」で、磯沼牧場 が放映されました。ご覧になっていない方は生活舎まで。

◎1/23(土)の、やさい畑・生活舎合同の新年会には多数の方に参加していただきありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

○いちょう祭りでは、磯沼ミニ牧場を開設しました。模擬店では、焼きそばと長崎ちゃーめんが完売、大盛況でした。ご協力いただいた方々や、参加してくださった方々ありがとうございました。

○磯沼牧場のサマーフェスティバルの写真ができました。







○やさい畑では、インターネットによる注文書の受付を開始いたしました。会員の方で、インターネット接続ができ、電子メールをお持ちの方で、インターネットによる注文を希望する方は、お名前(会員番号)と電子メールアドレスを、yasai@din.or.jp までお知らせ下さい。
会員専用のホームページのアドレスは、http://www.hiug.ne.jp/~yasai/order/order.html です。現在は、インターネット注文フォームと通信連絡フォーム、および会員相互の親睦のための掲示板などがあります。掲示板は生活舎の会員の方も参加できます。まだ入室方法をご存じでない方は、yasai@din.or.jp まで、会員番号とE-mailアドレスをお知らせ下さい。URLは、http://www.hiug.ne.jp/~yasai/wwwboard/ です。

○4/26(日)の、小比企町の「磯沼牧場」、春のイベントは、雨天のため中止となりましたが、5/3に順延して開催いたしました。この模様をご覧になりたい方は、こちらをご覧下さい。

雨の中、70名以上の方が参加して下さいました。
有り難うございました。

新兵器で、50人分の「パエリア」に挑戦。

 
○やさい畑が、アサヒタウンズの連載記事「東京の農業」で紹介されました。記事の内容はこちらをご覧下さい。

○高尾駅北口前の、きれいなお花が一杯並んでいる、たべものやさん(うどん・カレー・コーヒなど)「花織」のホームページができましたのでお立ち寄り下さい。

○1/24は生活舎の新年会でした。

新年会で挨拶する福富代表。

新年会のおごちそう。

菊元さん

○いちょうまつりの磯沼ミニ牧場で、生活舎とやさい畑が出店しました。このときの模様を写真でお伝えします。

○山梨のぶぅふぅうぅ農場で「謝肉祭」が開催されました。今回は、やさい畑の会員の方も参加して下さりました。

    南大沢から来て下さった方々

 ぶぅふぅうぅ農場の中島さんと福富りえ子。





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