やさい通信
1998年11月26日(木) 福富りえ子

個人宅配システムやさい畑
住所:東京都八王子市東浅川町553 
TEL: 0426-68-3501, 030-218-6601
E-mail:yasai@din.or.jp 
  Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/yasai/y_f.htm

     


本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。


小比企町の鈴木さん
  館町の田中さん  

かぶ

みぶ菜
白菜
春菊
八ッ子(きぬかつぎ)



おかげさまで、お天気続きです。



 やっと、葉ものなどが、このお天気続きで育ちはじめました。一安心です。食糧を得るためには、地球環境が如何に大事かしみじみ思います。何を優先するかと言えば命です。命の糧の食糧生産が優先される社会にしたいと思います。

 「やさい畑」にハーブ野菜を供給していた野上麻子さんは、勉強して、農業を仕事にしたいと思っても両親が教員のため、農地がないので、思うように出来ないのです。ご両親の知り合い方に山の斜面の農地を借りて1人で、本当に健気にやってましたが、スペインに行く決心をしました。10月に野上さんの挨拶文をお届けしています。20代の彼女がどんどん勉強して行くのを応援の気持ちで見送ってあげたいと思っています。館ケ丘の早崎さんごめんなさい。来年のバジルをお待ちですが、麻子さんは、スペインです。来年には、飛び立ちます。期限なしの研修です。ご両親もいらっしゃる八王子に戻ってきて欲しいと切に願っていますが、彼女を生かせる農地が、あるでしょうか。帰国後八王子で農業を再開するのでしたら、みんなで、ヨーグルトの磯沼さんも含めてみんなで農地を捜したい思いです。今、彼女は、借りてる農地の整理をしつつ、磯沼牧場で牛の世話をしています。
 彼女が、帰ってくる頃は、いつの頃かわかりませんが、食糧自給率を高めていく方針が据えられている社会であって欲しい、命が優先される社会であって欲しいと考えています。
 

 みぶ菜


 今が、旬です。霜が降りて味が良くなっています。田中さんの畑は、朝一面の霜だそうです。
 あっ、霜で思い出しましたが、館町の早崎さん、ごめんなさいばかりで、ごめんなさい。ずいきは霜で、みな溶けてしまったそうです。申し訳ないことをしました。早崎さんからずいきをご希望の旨連絡いただいとのですが、お友だちへのずいきのご馳走は、来年になってしまいます。すいません。

 で、みぶ菜ですが、水菜が変化したもので、京都、壬生地方の名が付いています。ビタミンCですとか、カロチン、鉄などが豊富な緑黄色野菜です。独特の香と辛味、シャリシャリ感のある歯触りが特徴的な野菜です。漬け物、油揚げや豚肉との炒め煮、鍋料理に合います。夜は急激に冷え込みます。暖かい鍋などもいいですね。鍋は以外と豪華で手が掛からないので、忙しい時は、手を変え品を変えて毎日のように鍋料理をしていた時期もありました。今は、子どもも自立して一同に鍋を囲むということがなくなりました。

 かぶ

 かぶも霜がかかるとおいしさが増します。11月からあけて1月までが、かぶの1番おいしい季節です。もち肌のような歯触りのかぶです。塩揉みして簡易漬け物でも美味しいのですが、半分切りにして、それを縦に7〜8ミリの厚さに切ったのを生で味噌を付けて食べると又、これがなかなかおいしいのです。何度か紹介していますので、召し上がった方もいらっしゃるかと思いますが、新しく会員になられた方に是非この食べ方を紹介したかったもので。
 
 かぶの甘酢漬けを紹介します。
薄切りにして塩をふって、1日漬け込みます。かぶ1kgに塩30g〜40gが平均です。
水気を切ったかぶ、昆布、ゆずの皮の上から酢、砂糖、みりん各大さじ3位の調味液をかけ、重石をします。私は重石を持ってないので、よく信州の水を何本か使って重石代わりに使います、事務所では、鍋に水を入れて重石にします。調味液にあれば赤梅酢をいれますと、きれいな色に仕上がります。
 汁が上がったら、重石をはずし、ビンなどに入れて冷蔵庫に保管すれば、日持ちします。かぶを食べてしまった後の漬け汁は、煮立て味を補填し、切り干し大根など漬けますとハリハリ風味の漬け物がもう一つ出来上がります。

 
八ッ子


皮のまま泥を落としてゆでます。食べる時にむきながら食べます。塩とかしょうゆを付けて食べると感激的においしいのです。あまり世間に出回っていないものです。田中さんならではのものです。ご賞味ください。



「私のやさい畑」お届けします」
 

 NEWS



○磯沼牧場のサマーフェスティバルの写真ができました。







○やさい畑では、インターネットによる注文書の受付を開始いたしました。会員の方で、インターネット接続ができ、電子メールをお持ちの方で、インターネットによる注文を希望する方は、お名前(会員番号)と電子メールアドレスを、yasai@din.or.jp までお知らせ下さい。
会員専用のホームページのアドレスは、http://www.hiug.ne.jp/~yasai/order/order.html です。現在は、インターネット注文フォームと通信連絡フォーム、および会員相互の親睦のための掲示板などがあります。掲示板は生活舎の会員の方も参加できます。まだ入室方法をご存じでない方は、yasai@din.or.jp まで、会員番号とE-mailアドレスをお知らせ下さい。URLは、http://www.hiug.ne.jp/~yasai/wwwboard/ です。

○4/26(日)の、小比企町の「磯沼牧場」、春のイベントは、雨天のため中止となりましたが、5/3に順延して開催いたしました。この模様をご覧になりたい方は、こちらをご覧下さい。

雨の中、70名以上の方が参加して下さいました。
有り難うございました。

新兵器で、50人分の「パエリア」に挑戦。

 
○やさい畑が、アサヒタウンズの連載記事「東京の農業」で紹介されました。記事の内容はこちらをご覧下さい。

○高尾駅北口前の、きれいなお花が一杯並んでいる、たべものやさん(うどん・カレー・コーヒなど)「花織」のホームページができましたのでお立ち寄り下さい。

○1/24は生活舎の新年会でした。

新年会で挨拶する福富代表。

新年会のおごちそう。

菊元さん


○いちょうまつりの磯沼ミニ牧場で、生活舎とやさい畑が出店しました。このときの模様を写真でお伝えします。

○山梨のぶぅふぅうぅ農場で「謝肉祭」が開催されました。今回は、やさい畑の会員の方も参加して下さりました。

    南大沢から来て下さった方々

 ぶぅふぅうぅ農場の中島さんと福富りえ子。



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やさい畑では、週4回、「やさい通信」を配信しています。
1997年4月からのバックナンバーは別ページに移動しております。こちらをご覧下さい。



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