やさい通信
1998年11月12日(木) 福富りえ子

個人宅配システムやさい畑
住所:東京都八王子市東浅川町553 
TEL: 0426-68-3501, 030-218-6601
E-mail:yasai@din.or.jp 
  Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/yasai/y_f.htm
     


本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。

小比企町の鈴木さん
ミニレタス  さといも
かぶ  小松菜
チンゲン菜


今年はさといもが、おいしい。


 野菜が不調の中、さといもは好調です。
 別所の三宅さんさんからです。『さといも、とてもおいしかったです。今回は配達日が文化の日お休みだったこともあり、買い物もお休みしてやさい畑が届くのを待っていました。当日に全部下処理出来たのもめずらしいのですが、さといもは一緒に届いたがんもどきや○○生協のちくわや人参と煮物にして、その晩さっそく食べることができました。当日調理するとさといもが、こんなにぬめりがあって色も澄んだ白だったなんて、今まで全然知りませんでした。夫も「このさといもはおいしい」と言うので「さっき届いたやさい畑のとれたての地元のだよ」と自慢してしまいました。』
 ありがとうございました。私が作ったものではないのに鼻高々です。今年は、今のところさといもだけが自慢なんですが、鈴木さん、小松菜をどんどん食べてくださいとお願いするほどたくさん蒔いたのでこれから伸びるので、よろしくと言っています。畑で腐ってしまう野菜が多かった昨今、小松菜さん、ぐんぐん伸びて、伸びて、伸びてくださいな。と祈っております。


学校ってどんなところだろう
学校に何を望みたいか
私たちに何ができるのか
学校と違う場所はつくれないのか


 百草の菅井さんからです。プチトマトクラブで集まりたい。「子ども」は重要なテーマです。自分の子どもと言うのではなく、現在の社会の中に置かれている子どもの存在について大人としてやらなければならないことが、たくさんある、と思っているからです。と「おたより」くださいました。

 今すごく気になっているのは「学校」です。―中略―「学校は行かなければならないところ」とは思ってません。くたびれれば休みながらでものんびり通えばいいし、別の場所をさがしてもよいと思います。だだ制度としての学校や、子どもが群れて生活する場としての学校は、大切だと考えているのです。(たとえ障害者でも…)
 ところが、学校の先生方のなかには、一方で「通わなければならないところ」と思い、いろいろなことを「―すべき」こととして子や親に求めるのに、何か問題がおこると「家庭で何とかしてほしい」といい、その子の、あるいはその親の「心の問題」にしてしまおうとする人がいるように思えるのです。

 学校の中で起こったことを学校の中で解決する努力や覚悟がみられず、別のところに責任を押しつけようとする、しかも、それが無自覚のうちであるようなところが、今、とても気になっているのです。
 もちろんこれは私のとても個人的な体験に基づく感情です。ですから、いろんな人がこんな思いを持っておられるか、どうかわかりません。でも、学校や先生になじめない子どもたちや親たちと、ごちゃごちゃ、わいわい語り合えたらいいなー、と思うのです。
  
いろんな思いを語りあう場をつくって、そしていろんな年齢の人たちが、集ったり、遊んだり、そして学んだり…  そんな場をつくりたいねーと友だちと相談しています。
 そんな企画をしたときは、「やさい畑」でお知らせしてもいいですか。具体的動きになるよう少しずつ…少しずつ…がんばるつもりです。

 菅井さん文章をほとんど全文と言っていいほどそのまま載せてしまいました。私自身、子どもの頃学校の給食がいやで、1週間分の献立を見て、この日とこの日は、学校休みといつも決めてました。嫌いなものを無理矢理食べさせられるからです。私は30才くらいまで肉食は、一切しませんでした。だからといって、何も支障はありませんでした。私は大人になったら、学校給食は好きなものを選べる給食制度に変えるぞと念じながら生きてました。給食のメニューで学校へ行くか、行かないか決めるような学校で在って欲しくないと思っていたのです。私の親も私が、今日は学校行かないというと、「あっそう」と言って何もとがめませんでしたので自分自身をコントロールするのが、大変だった記憶があります。家で好きなものを食べたのだから、今日はこの本を1冊読み上げたとか、九九は完璧に覚え上げたとかかなり自分に厳しくしてました。九九もわり算も学校で習ったという気がしません。母親に教わったという記憶しかないのです。本が好きで、読書量だけは、だれにも負けませんでした。
 
 だから、学校へ行きたくないとか、学校のみんな同じ方式に耐えられない子どもの気持ちが、手に取るように分かるのです。個を大切にした教育などと言っても昼ご飯まで一緒のものを食べなければならないのって辛いですよね。
私もわいわいがやがや、話したくなりました。


「私のやさい畑」お届けします」
 

 NEWS


○磯沼牧場のサマーフェスティバルの写真ができました。



○やさい畑では、インターネットによる注文書の受付を開始いたしました。会員の方で、インターネット接続ができ、電子メールをお持ちの方で、インターネットによる注文を希望する方は、お名前(会員番号)と電子メールアドレスを、yasai@din.or.jp までお知らせ下さい。
会員専用のホームページのアドレスは、http://www.hiug.ne.jp/~yasai/order/order.html です。現在は、インターネット注文フォームと通信連絡フォーム、および会員相互の親睦のための掲示板などがあります。掲示板は生活舎の会員の方も参加できます。まだ入室方法をご存じでない方は、yasai@din.or.jp まで、会員番号とE-mailアドレスをお知らせ下さい。URLは、http://www.hiug.ne.jp/~yasai/wwwboard/ です。

○4/26(日)の、小比企町の「磯沼牧場」、春のイベントは、雨天のため中止となりましたが、5/3に順延して開催いたしました。この模様をご覧になりたい方は、こちらをご覧下さい。

雨の中、70名以上の方が参加して下さいました。
有り難うございました。

新兵器で、50人分の「パエリア」に挑戦。

 
○やさい畑が、アサヒタウンズの連載記事「東京の農業」で紹介されました。記事の内容はこちらをご覧下さい。

○高尾駅北口前の、きれいなお花が一杯並んでいる、たべものやさん(うどん・カレー・コーヒなど)「花織」のホームページができましたのでお立ち寄り下さい。

○1/24は生活舎の新年会でした。

新年会で挨拶する福富代表。

新年会のおごちそう。

菊元さん


○いちょうまつりの磯沼ミニ牧場で、生活舎とやさい畑が出店しました。このときの模様を写真でお伝えします。

○山梨のぶぅふぅうぅ農場で「謝肉祭」が開催されました。今回は、やさい畑の会員の方も参加して下さりました。

    南大沢から来て下さった方々

 ぶぅふぅうぅ農場の中島さんと福富りえ子。



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やさい畑では、週4回、「やさい通信」を配信しています。
1997年4月からのバックナンバーは別ページに移動しております。こちらをご覧下さい。



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