本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
館町の田中さん | 小比企町の鈴木さん | 長野健富士見境の大西さん |
大根ぬき菜
ミニトマト |
きゅうり
トマト
じゃがいも
| いんげん |
300ミリを越えた大雨
栃木や静岡の方では,家屋が浸水したり人身事故があったり大変でしたようで、ご苦労の程,いかばかりかとご推察もうしあげます。八王子の農家の方たちも畑の土が、崩れたり、後作業に追われています。秋冬野菜の種まきもしなくてはならず生産者は、超を付けたいほどいそがしいのです。市場は、お野菜が高いようですが、作物を育てる作業だけではなく、雨の後始末やら雪の対応など、食べる側には分からない、目に見えない作業が、そうさせているのですね。ただ、やさい畑の生産者の方は、余りそういうご苦労を上乗せしないので、助かっています。しかし、この日照不足を補うことは、逆立ちしてもできないのです。お日様のおかげという言葉を昔に聞いたことが、ありますが、まさにお日様の恵みがないと人は、生きていけないのですね。青空と入道雲を見ることのない夏が終わろうとしています。秋晴れを期待します。
しいたけの礒崎さんのところでも雪の時、崩れた川が、北浅川の支流ですが、今回も危なかったそうです。早くから東京都や建設省のほうは、危険を察知して待機していたそうですが、八王子市は対応が遅かったそうです。一番身近で頼りにしたい行政が遅いとは、何ともあきれます。対応の遅さで、土嚢の入っているカギが、なくて困ったそうです。事がなかったので、よかったのですが、何かあったとしたら重大な責任問題ですよね。公僕さんしっかり頼みます。
とまと
「全国日本農業新聞」というのが、あります。「消費者からみた農家の12か月」というルポを酒井喜久子さんが、月に1回掲載しています。有機野菜農家・鈴木俊雄さんを中心に農家の四季を書き込んでいます。かつて酒井喜久子さんが、アサヒタウンズにいたとき「東京の農業」を1年間を連載していました。「やさい畑」のことも取り上げてくれたのですが、それを読まれた方から、「やさい畑」の主旨が分かったと「おたより」いただいたことがあります。生産者のご苦労とか考え方とか知っていただくためには、とてもいい記事なので是非紹介したいのですが、スペースの関係でみなは無理なので、部分部分で紹介します。
3回目の連載にこんなのが、ありました。日照不足と低温続きの異常気象は、ハウスのトマトにも影響していた。色つきが悪く熟すのも遅いのだ。ほどほどの酸味を持った鈴木さんのとまとは昔の味を懐かしむ消費者に人気がある。(中略)注文が殺到してうれしい悲鳴なのに、気候のせいで収穫量が足りない。いつもなら完熟トマトを出荷するのだが、やむをえない。まだ青味残るトマトまで、もいでいく。それでも注文量の半量が、やっとだ。
鈴木さんは、生産物はすべて生協や共同購入会に出荷している。かつては、市場に卸していた。しかし、自分の生産物に自信を持っている農家の多くが言うように、鈴木さんも自分の生産物に値を付けたかった。味と安全性を考えて育てた自信の作物でも、市場では見栄えと産地間競争で、買いたたかれてしまう。納得しかねた。
自分の生産物に満足してくれる消費者がいるはずだ。そんな消費者に自分の作った作物を食べてもらいたい。収穫に合わせて市場に運べば、ある意味では楽かもしれない。が、必死で販売ルートを開拓した。(中略)市場出荷する農家がどんどん単作化していくなかで、40種以上のい野菜を作っている。(中略)
出荷日は日曜日を除き毎日だ。「大きな台風が来た日以外は休んだことがない。」大雪が続きほとんどの農家が収穫をあきらめたこpの冬も、ハウスに暖房をいれながら葉物野菜を出荷し続けた。消費者を抱えるということは裏を返せば責任を持つことだ。
「時間をかけて料理を作りたいと思うこともある。」
妻綾子さんを巻き込んでの農閑期なしの毎日だ。そんな綾子さんがついに爆発した。6月に入って、もう、これ以上忙しくしないで欲しいと言う綾子さんの反対を押し切って鈴木さんは落花生をまいた。鈴木さんには初めての作物だ。
農地を拡大した。消費者に違った味も提供したい。経営者としての意欲もあった。
だが、そのしわよせは家族労働が中心の農家では、いつも主婦にかかってくる。堪忍袋の緒が切れたのだ。鈴木家では、パートを雇っている。それでも主婦は労働力過多だ。
ここで3号は終わっています。今、野菜が極端にありません。前日まで野菜セットが決まらないなんて、かつてありませんでした。私もセットを組むのに東奔西走の毎日です。しかしながらそれと比べようもないほど、忙しい綾子さんをますます忙しくさせてしまうことを心を鬼にして言っている毎日で辛いのです。綾子さんすいません。
今日のセットは、トマトとミニトマト、単品にあるじゃがいもとご不満もあるかと思います。ご勘弁ください。
「私のやさい畑」お届けします」
NEWS
○やさい畑では、インターネットによる注文書の受付を開始いたしました。会員の方で、インターネット接続ができ、電子メールをお持ちの方で、インターネットによる注文を希望する方は、お名前(会員番号)と電子メールアドレスを、yasai@din.or.jp までお知らせ下さい。
会員専用のホームページのアドレスは、http://www.hiug.ne.jp/~yasai/order/order.html です。現在は、インターネット注文フォームと通信連絡フォーム、および会員相互の親睦のための掲示板などがあります。入室には、IDとパスワードが必要です。yasai@din.or.jp までお問い合わせ下さい。
○やさい畑会員専用掲示板を開設しました。(会員専用ページ)
6月より、やさい畑会員相互の情報交換や親睦をはかるための「会員専用掲示板」を開設しました。話題は、食べ物の話、地域情報、イベント情報、パソコン談義などなんでも結構です。どしどし投稿して下さい。この掲示板はインターネット注文を利用している方だけでなく、やさい畑の会員で、インターネットがご利用できる方であればどなたでも入室できます。生活舎の会員の方も参加できます。まだ入室方法をご存じでない方は、yasai@din.or.jp まで、会員番号とE-mailアドレスをお知らせ下さい。URLは、http://www.hiug.ne.jp/~yasai/wwwboard/ です。
○4/26(日)の、小比企町の「磯沼牧場」、春のイベントは、雨天のため中止となりましたが、5/3に順延して開催いたしました。この模様をご覧になりたい方は、こちらをご覧下さい。
雨の中、70名以上の方が参加して下さいました。
有り難うございました。 |
新兵器で、50人分の「パエリア」に挑戦。 |
○やさい畑が、アサヒタウンズの連載記事「東京の農業」で紹介されました。記事の内容はこちらをご覧下さい。
○高尾駅北口前の、きれいなお花が一杯並んでいる、たべものやさん(うどん・カレー・コーヒなど)「花織」のホームページができましたのでお立ち寄り下さい。
○1/24は生活舎の新年会でした。
新年会で挨拶する福富代表。 |
新年会のおごちそう。 |
菊元さん |
○いちょうまつりの磯沼ミニ牧場で、生活舎とやさい畑が出店しました。このときの模様を写真でお伝えします。
○山梨のぶぅふぅうぅ農場で「謝肉祭」が開催されました。今回は、やさい畑の会員の方も参加して下さりました。
南大沢から来て下さった方々。
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ぶぅふぅうぅ農場の中島さんと福富りえ子。
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やさい畑では、週4回、「やさい通信」を配信しています。
ここでは、週1回程度になりますが、八王子の旬の野菜情報を皆様にお届けいたします。
1998年
1997年
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