やさい通信
2009年12月11日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 042-668-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。
  小比企町の鈴木さん 
   館町の田中さん   
ごぼう
赤かぶ
ブロッコリー
さつまいも(紅赤)
春菊
赤かぶ

 赤かぶの食べ方は、漬物です。赤かぶは皮が赤く中は白です。酢で漬け込むことで皮の赤が中まで浸透して艶やかなピンク赤に染まります。塩と砂糖と酢で酢漬けにします。それが一般的ですがサラダや炒めもの、スープなどでもお楽しみいただけます。

 赤かぶを薄くスライスして、塩で揉みます。すり胡麻にマヨネーズを合わせたので味をつけたり、オリーブオイルのドレッシングをかけたりして食べます。

 赤かぶをオリーブオイルで炒め、塩コショウをしてバルサミコ酢をかけチーズを細かく切ってのせます。ハムなどを合わせてイタリアン風に食べることも出来ます。

 珍しい赤かぶです。たまには、冬の風物詩、赤かぶ漬けなどいかがでしょうか。
 
さつまいも(紅赤)
  
 紅赤という品種のさつまいもです。川越いも とも呼ばれるそうです。最近の品種と思いましたら、何と1898年、これを明治で表記しますと明治31年になります。その年に浦和で偶然見つかった突然変異種だそうです。

 山田いちさんという女性が、自分の畑にある八ツ房種から見つけ、鮮やかな紅色で美味しかったので、それを増やして出荷したところ、評判になったそうです。甥の吉岡三喜蔵さんが、それを「紅赤」と名付けたそうです。

 山田さん宅は兼業農家であったため、吉岡さんが普及に務めたそうです。この二人の功績に対し、農会より表彰状が授与されたそうです。

 今は、あまり聞かない品種ですが、発見されてから111年目です。感慨深いです。どうぞ山田さんに思いを馳せてお召し上がり下さい。

 粉質系で適度に粘りもあるので、キントンにするのに最適な芋だそうです。火がとおるのが早いので天ぷらにもいいようです。
ブロッコリー


 小房に分けて、ゆでます。塩少々を加えると、色鮮やかに仕上がります。サラダ、あえ物、炒め物などでお召し上がり下さい。

 ブロッコリーは、たんぱく質、糖質、ビタミン、ミネラル、繊維質などが豊富で、特に、カロチン、ビタミンC、カルシウム、鉄が多く、繊維質もたっぷりです。その上ビタミンKが含まれています。

 ビタミンKは、カルシウムの代謝を促し、骨への吸着率を高める役割を担っています。ビタミンとミネラルは互いに助け合います。そのためビタミンKが不足しますと、骨に十分なカルシウム吸着されません。ビタミンKは骨粗鬆症予防に欠かせない栄養素と言われています。

 ビタミンKは、カルシウム摂取に不可欠な栄養素です。ブロッコリーやカブの葉に多く含まれています。お召し上がり下さい。

 粗大ゴミのトップが布団だそうです。ゴミにしない方法を考えた人の事が朝日新聞に載ってました。オゾン消毒し、ぬいぐるみや暖房機のフィルター素材にするということです。屋上緑化用の土壌フィルターにもなるそうで、建物の傷を防ぐ役割をするということです。

 人の1日の約三分の一の時間を過ごす布団です。朝起きた時にシャキッとするために働いている布団が、じゃまなゴミになるのは、耐えられません。