やさい通信
2009年12月4日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 042-668-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。
  小比企町の鈴木さん 
   館町の田中さん   
白菜
青梗菜
ブロッコリー
かぶ
小松菜

白菜

  白菜1個です。最近では丸ごと白菜を漬け物にする方が少なくなり、切ったのが主流のようになっていますが、白菜鍋などたくさんお召し上がりいただきたく1個にしました。漬け物にされる方は、別注で何個でも配送曜日にお届けいたします。

 白菜漬けは基本的には、白菜と塩だけです。白菜の重さの3%が塩の量と言われていますが、前によく漬けていましたが、測って漬けたことがありません。白菜の根元の方(芯の方)を上にして、包丁を三分の一くらい入れ、後は手で裂きます。白菜の大きさにより6等分か8等分くらいに分け、水洗いし、日に2〜3時間ほど干します。

 漬ける容器に塩をひき、白菜を切り口を上に並べていきます。一列目が並び終えましたら、塩を振り、二列目は、一列目の芯の方に葉が並ぶように交互に重ねます。白菜、塩、白菜と重ねて最後に塩で、中ふたをして重しをのせます。重しは白菜の約2倍程度です。

 3〜4日しますと水が上がりますので、軽めの重しにします。翌日くらいから食べられますが、古漬けが好みの方は、2週間ほどおくと酸味が出てきます。

 私はずっと、この方法で漬けてきましたが、昆布やタカノツメ、柚子などを一緒に漬け込んでも味わいが出ます。塩の所に一緒に入れます。

 和、洋、中華どんな料理にも合います。鍋もの、炒め物、煮もの、クリーム煮、お浸し、汁の具、漬物、サラダなどで食べます。繊維が柔らかく淡泊な味なので、何とでも組み合わせがしやすい野菜です。

 生でサラダもシャキッとした食感を楽しめます。千切りにして、にんじんの細切りなどを合わせマヨネーズでもドレッシングでもいただけます。私は3センチほどに切った白菜を茹でて、ゆずポン酢をかけて食べるのが好きです。三杯酢を合わせ胡麻油をたらしても美味しくいただけます。前はこれが好みでしたが、今ではゆずポン酢オンリーです。

 白菜に含まれるビタミンCやカリウムなどは、水に溶けやすい性質なので、効果的に摂取するためには鍋ものやスープ煮など、汁ごと食べられる調理が、おすすめです。

かぶ

 簡単なのが、薄切りよりやや厚めに切ったかぶを塩でもんで、水気を絞り、マヨネーズで和えるだけというのサラダもあります。味噌マヨネーズなどいうのも合います。

 かぶとブロッコリーを茹でておきます。味噌、砂糖、酒を火にかけてかき混ぜます。砂糖の量は好みです。みそ二分の一カップに酒は大さじ一が目安です。火から下ろして黄味を混ぜ、かぶとブロッコリーにかけて出来上がりです。


 毎月、関西よつ葉連絡会というところから会報が送られてきます。いつも興味深く読んでいます。そこにインフルエンザワクチンのことが載ってました。ウイルスはのどや鼻粘膜に付き増殖する、ワクチンは注射で血液に抗体を作る。のどや鼻に抗体が出来るわけではないので予防効果はないと母里(おも)さんの説を引用してました。

 重症化を防ぐかどうかも大規模な疫学調査がされてないので疑問とあります。脳症や肺炎になるのは、インフルエンザで体力が落ちた所に、解熱剤の使用や食物が気管に入ったり、細菌感染など別の要因が加わっておこるのでウイルスが脳や肺で増殖するのではない。インフルエンザに罹った後のケアの問題とあります。

 やはり免疫力を高めるのが、最大の予防とあります。規則正しい食事、バランスのよい食事、十分な睡眠、ストレス解消だそうです。