やさい通信
2009年11月20日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
  小比企町の鈴木さん 
   館町の田中さん   
かぶ
水菜
キャベツ
にんじん
セロリ
小松菜


セロリ

  到着日に食べるとクセが強いかも知れません。3〜4日おいて食べた方が落ち着く感じがします。

 トップセラーという品種のセロリです。緑が濃く茎は細めです。香りが強いのが特徴です。茎や葉を生食として食べますが、漬物、炒めもの、スープ、シチューなど肉料理の香味野菜として使います。

 セロリにはビタミンB1、B2、カルシウム、食物繊維が多く含まれています。特有の香りは、アビオールという香味成分によるものです。

 今日のにんじんと合わせて、炒め煮は如何でしょうか。セロリーは筋を取ってにんじんと千切りします。油を熱したかの爪と一緒に炒め、水を少し、しょうゆ、砂糖で炒め煮します。

 いか、椎茸、ゆで竹の子、にんじん、筋を取ったセロリなどを乱きりにしていためます。セロリは葉も使います。中華鍋に油を熱して火を良く通した方がいいものから鍋に入れて炒めます。味付けは、オイスタソース、しょうゆ、酒、砂糖などお好みでどうぞ。最後にごま油をふって片栗粉でとろみを付けて出来上がりです。

 筋を取ったセロリーを3〜4センチくらいに切りそろえ、すった白ごま、酢、砂糖の合わせた調味料をセロリにかけて、冷蔵庫で5〜6時間寝かせます。

 簡単なのは、筋を取りそぎ切りにして、ポリ袋にセロリと塩を入れ、袋の上から揉みます。良く混ざりましたら、しょうゆとごま油を入れて、更にもみます。袋から空気を抜くようにして袋の口を縛ります。冷蔵庫で1時間ほど寝かせれば食べ頃です。

にんじん

 単品に由木さんのがありますが、鈴木さんもたくさん出来たようなので、召し上がってください。にんじんは根っこを食べる緑黄色野菜です。カロテンがたっぷりです。約50グラム食べれば、大人が1日に必要な量のビタミンAが摂取できます。

 カロチンは油との相性がよく、一緒に取るとビタミンAの吸収率が良いようです。吸収率は、生で食べますと10%、ゆでますと30%、油を使いますと50〜70%だそうです。カロチンをたくさん取るには油を使った料理がおすすめです。

 天ぷらやきんぴら、炒めものなどがあります。生でも油入りのドレッシングなどをかければ、良いかも知れません。しかしながら栄養面だけを考えて食事をするわけではないので、色々楽しむことが一番です。楽しみながら食べれば栄養もついてきます。



 予算要求の仕分け作業というのをテレビで見てましたが、なかなか面白かったです。独立行政法人が、天下り先になっていて、天下り人の人件費を出すためにあるような所をさばいていく手法を今まで見たことがなく、テレビ中継で実況を流せばもっと面白いのにと思いました。

 私が特に興味を引いたのが下水道事業です。大きな下水処理場を作って、各市町村がそこに汚水を流すあり方は、下水道事業という公共工事を膨らますだけなので、下水処理という本来の目的を考えるなら、事業費のかからない小さな処理場がいいと私は言ってきました。

 そのようなことを言っていた仕分け人がいて、無駄な公共工事が、減るような方向になれば良い思いながらテレビを見てました。