やさい通信
2009年10月30日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 042-668-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。
 小比企町の鈴木さん 
  館町の田中さん   小比企町の小杉さん
ごぼう
サラダからし菜
ずいき
さつまいも
ねぎ


ずいき


 里芋や八つ頭の葉柄(ようへい)でお馴染みかも知れませんが、毎年書いています。ずいきを漢字で書きますと「芋茎」となります。煮物やみそ汁の実、酢の物にして食べます。秋のこの時期にのみ出る野菜です。

 皮を手で裂くようにむきます。筋のように皮がむけます。5センチくらいに切ってゆでてアクをとります。その後、煮物などにして食べます。酢の物にしますと赤い色がきれいです。
 
 古くから、出産後の女性が食べると体力が早く回復すると云われています。鉄分やカルシウムが豊富に含まれており食物繊維、カリウムも豊富です。

さつまいも

 紅小町という品種です。甘みがありねっとりした芋です。あまり作られていない品種ですので珍しいかと思います。私も初めてです。さつまいもの主成分は炭水化物で食物繊維も多い野菜です。またビタミンCも多く含まれています。 

 煮もの、揚げ物、焼く、蒸す、さつまいもご飯、みそ汁の実などのほか、おやつやデザートなどで食べます。みそ汁に入れますとかぼちゃも、そうですが甘い味のみそ汁になります。

 ねぎ


 久々に小比企の小杉さんのです。以前は色々いただいていましたが、最近では夏に甘くて柔らかいトウモロコシをいただくのみとなっています。他の自然食のお店に出されているのが主流のようです。畑は小比企の鈴木さんの近くです。
 
 体を暖め疲労回復に良いといわれるねぎです。ねぎは薬味に毎日常備したい野菜の一つです。品種によっては、1年中ありますが、やはり冬が旬です。

 ねぎの緑色部分には、カルシウム、ビタミンA、ビタミンCなどが多く含まれており、白い部分には、ピリッとした刺激の、硫化アリルという物質が含まれています。硫化アリルはタマネギやニンニクなどにも含まれていてるものです。

 硫化アリルのひとつのアリシンは食欲を高めたり、消化器系の働きを高めたりする効果や血行を良くするという効果があるといわれています。

サラダからし菜


 生でサラダで食べてもきれいですし、おひたしや炒めものでも美味しくいただけます。生で食べますと少しピリッとした辛みがあります。葉がきれいなので、サラダに最近人気です。水菜やわさび菜、サラダからし菜など葉ものサラダの人気が上昇しています。レタスを押しのけそうです。


 夏野菜はカリウムが多く、体の熱をにがしてくれます。冬野菜はナトリウムが多く、熱を逃がしにくくしてくれます。旬を食べることがとても大事です。新型インフルエンザが蔓延しています。ウイルスに負けない体を作るためにも旬の野菜をたくさん食べたいものです。