やさい通信
2009年10月23日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 042-668-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。
  小比企町の鈴木さん   
    館町の田中さん    
春菊
わさび菜
チンゲン菜
ねぎ
里芋


わさび菜

 ワサビのピリッとした辛み風味と香りがする爽やかな野菜です。サラダ、漬物、おひたし、和え物、パスタ、かき揚げ、サンドイッチ、肉巻き、卵とじ等で食べます。ちりめん状の葉は、肉料理の付け合わせに合います。
 
 おかかかけおひたしで、醤油をつけて食べるのも美味しいですが、一手間かけた食べ方は、いかがですか。

 わさび菜を食べやすい大きさに切って塩で揉み少し置き、ざるに入れて少し冷ましたお湯をかけます。冷水に取りしっかり水切りをしてゆずポン酢をかけ、冷蔵庫で寝かし、食べる時におかかをかけます。

 チーズやハムと一緒に挟んだサンドイッチが、私は好物です。わさび菜の歯ごたえとピリッとした味わいが、何とも言えません。

 それとパスタにわさび菜は、ピッタリです。にんにく、たかのつめで作ったペペロンチーノに入れれば彩りもきれいなパスタの出来上がりです。わさび菜は軽く炒める程度です。トマト味にしても合いますが、緑と白のコントラストを楽しむのならペペロンチーノです。

 ツナフレイクとのサラダもおすすめです。子供も大好きなサラダになります。最近出回り始めた野菜です。いろいろお試しください。

里芋

 秋です。葉ものや芋類が出てきました。先に入りました早生芋より若干大きいかと思います。煮っ転がしや田楽、暖かいおかずです。稲作が伝来する前に渡来していたと云われる里芋です。古来の人は里芋をどうやって食べていたのでしょうか。

 醤油もみりんも無い時代です。茹でたり焼いたりして食べていたのでしょうか。皮のまま茹でて、皮を剥いてそのまま塩や醤油をつけて食べてもいいのですが、片栗粉をまぶして、油で揚げて食べても美味しいのです。揚げたのを、やはり塩や醤油をつけて食べます。

 薄口醤油とみりん、砂糖を煮詰め、揚げた里芋を絡ませても、これも又、おいしくいただけるのです。茹でて皮を剥いたのを3〜4個ほど串に刺して、オーブントスターで焼きながら、煮詰めたたれを塗っていきます。おやつのようです。

 元々芋類は、おやつにもなります。じゃがいも、さつまいも、茹でたりふかしたり、焼いたりして昔の子供達が食べていたおやつです。今の子も食べていますって、失礼しました。夜食にもピッタリです。



 公共事業を見直し、生み出した財源を新たな政策に使うと云うことで、ヒューマンを謳っていますが、肝心の防衛省からの見直し額は4億円。ここを見直せば、もっと出てくると思うのですが。どうなんでしょうか。