やさい通信
2009年9月11日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。

  小比企町の鈴木さん   
    館町の田中さん   
とまと
きゅうり
カボチャ
モロヘイヤ
なす


とまと

  ほぼ最終段階のとまとです。収穫状況によっては、ミニトマトとの混載になる場合もあります。大量に色づかなくなっていますのでご了承下さい。
 
 濃厚味のとまとは、やはり沢山食べておきたいので、鈴木さんに無理を言いました。食べ溜めが出来るわけではありませんし、栄養も溜めておくことは出来ませんが今一生懸命、食べておきたい野菜です。

 市場では1年中出回っていますが、鈴木さんや田中さんのとまとが一場美味しいと感じます。

 とまとにはリコピンがたくさん含まれています。リコピンが多く含まれているものは、とまと、スイカ、柿等です。リコピンには、抗酸化作用があります。抗酸化作用は生活習慣病の予防に役立つと云われています。

 抗酸化作用とは、体に入ってきた細菌を撃退する活性酸素が過剰になり、体の細胞や組織も傷付けてしまうのを酸化といい、それを除去する作用のことです。

 生活習慣病予防作用や老化抑制作用が期待できる作用です。細胞がガン化するのを防ぐ遺伝子を活性化する機能もあると言われています。

 日外線も、活性酸素を発生させますが、リコピンは紫外線を浴びることによって肌の表面に発生する活性酸素を取りのぞき、メラニンの生成を促す物質の発生を抑制するので、美白効果も期待できそうですね。

 1日に15mgのリコピンが必要です。だいたいLサイズのとまと2個分です。加工したとまと、トマトジュースなどもよろしいようです。生で食べるより効果的だそうです。

 イタリアには、とまととオリーブオイルを使ったメニューが数多くあります。イタリア料理は味だけではなく、実はガンや生活習慣病予防に適した料理なんですね。


 なす

 なすの紫色はアントシアニンの一種ナスニンという色素によるものです。なす紺と云われています。アントシアニン系の色素には、レステロール値を下げて動脈硬化を予防する働きがあるといわれています。

 アントシアニンの主成分であるナスニンの抗酸化機能は赤ワインより強く、皮ごと食べますと、抗酸化物質がたくさん摂れるそうです。今日は抗酸化でまとめてみました。



  衆議院選挙が終わりました。想像通り、民主党が多数当選しました。民主党に全幅の期待を持ってはいませんが、表にでないでいた情報開示を進めて欲しいし、格差が付くのが当たり前とばかりの政策を変更してもらえれば、良いかな等と思っています。