やさい通信
2009年7月31日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。

  小比企町の鈴木さん   
    館町の田中さん   
大葉
きゅうり
ししとう
キャベツ
なす
とまと


とまと

 先週書きましたように、田中さんのとまとが不作です。今年になって今日が初めての出荷です。殆ど病気にやられてしまい小振りのものしかないと言うことでしたが、それでも何とか収穫できたようです。

 トマトは、ビタミンA、Cが豊富です。又、ビタミンH、Pといったビタミン類を多く含んでいます。ビタミンH、Pはあまり聞き慣れないビタミンです。ビタミンHは肌に関係する栄養素として発見されてビタミンだそうです。

 ビタミンHが不足すると、たんぱく質の合成機能などが低下するため、皮膚形成がスムーズに行われなくなり、肌荒れの原因になると考えられています。玄米、きのこ類、豆類、緑黄色野菜などの食材に含まれています。

 ビタミンPは、ポリフェノールの一種で、みかんの皮や筋、袋にたくさん含まれています。皮や筋を取らないで食べた方が良いというのはこの事です。毛細血管を強くし、栄養や酸素が血管に出入りする機能を調整するはたらきがあります。

 とまとが赤くなると医者が青くなる、と昔からいわれています。とまとにはさまざまな効能があります。上記の他、とまとに含まれるカリウムは高血圧の予防と治療になるといわれています。カリウムは体内のナトリウムを排泄してくれるので、血圧を下げる効果があるそうです。

 他には、リコピンやルチンが上げられます。リコピンは老化の原因と言われている活性酸素を退治してくれる物質で、熱にも強く、ジュースやソースにすると体内への吸収が上がるようです。リコピンは抗ガン作用があるということで話題にもなりました。
 
ししとう


 今年はピーマンとししとうが豊作だそうです。大きいのが多いようです。今年は鈴木さんの畑は全般的に旨くいっているということです。綾子さんが亡くなって、畑まで悪かったら言いようがありません。毎日、店屋物を取っていたという状況から脱したそうです。

 釈迦に説法みたいですが、店屋物では野菜不足になるでしょうと言ってしまいました。綾子さんが見守ってくださっている気がします。未だに気配を感じてしまうのです。

 ししとう、焼き物、炒めもの、煮物、天ぷらなどでお召し上がり下さい。

キャベツ


 1回農薬撒布してあります。今の時期、通常の所では15回くらいかけているそうです。この時期1回とは、私でさえ驚きました。この虫の多い時期にです。

 鈴木さんのキャベツ畑を見て、あまりの虫の多さに、これでキャベツが出来るのか等と言われたそうです。経験で、何を言われてもこれで大丈夫と思ったそうです。技術力と経験です。経験に裏打ちされた夏のキャベツ、どうぞお召し上がり下さい。


  やっと衆議院選挙ですが、結果が見えているような気がしますが、政権交代の大事な選挙だと思います。隠れていた癒着の部分を明らかにするためにも政権交代は絶対に必要です。