やさい通信
2009年7月17日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 042-668-3501
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yasai@din.or.jp
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本日の「私のやさい畑」は、下記の7品目です。
小比企町の鈴木さん
館町の田中さん
大葉
水菜
いんげん
モロヘイヤ
かぶ
なす
ピーマン
大葉
夏の大葉は、いつも脇役ですが無農薬大葉はとても嬉しい一品です。サラダにしたり、パスタと合わせたり、おにぎりに巻いたり、刺身や豆腐やそばの薬味など生食主体ですが、肉にくるんで焼いたりと利用範囲は広がります。ちょっとあると便利野菜です。
大葉はカロテンとカルシウム、鉄などが多く含まれています。古来から伝わる国産のハーブ野菜ですが、その香り成分には、殺菌作用や防腐作用があり、食中毒の予防に役立つといわれ、食欲の増進、健胃作用、整腸作用などがあります。
刺身のつまとして、大葉が使われるのは、このような効能があるからです。できるだけ細かく切るほうが効能が引き出されるそうです。夏盛りです。大葉が出てきました。
いんげん
いんげん豆の未熟なものをサヤごと食べる野菜です。完熟させるといんげん豆になります。
大葉とは違った色合いですが、緑の野菜です。おひたし、スープの実、天ぷら、煮物、ゴマあえ、バターいため、ゆでてサラダなどでお召し上がり下さい。子どもも好きなにはマヨネーズ和えなどもあります。ゆでたいんげんにおかかを絡めマヨネーズで和え、醤油を香り付けにかけて出来上がりです。
天ぷら等にする場合は、生のまま使いますが、和え物などにするときは茹でます。へたをとり筋を取って、熱湯に塩を入れて茹でます。
モロヘイヤ
エジプトの野菜と言われていますが、今では一般的になっています。夏の葉ものがない時期に嬉しい葉ものです。無農薬で育てやすい野菜なのです。
葉と若い茎のみを食べます。通常の青菜と同じように調理します。炒め物、揚げ物、和え物、スープやみそ汁の具、納豆などと和えます。茹でると粘りけが出てきます。納豆やスープに入れるときは、包丁でたたいて細かく刻みます。
細かく刻みますと、よりネバネバが出てきます。ネバネバ成分ムチンです。ムチンは糖とタンパク質からできた物質で、糖の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を抑える働きがあります。また、胃壁を保護してくれるので、胃のトラブルを予防してくれます。
鈴木俊雄さんから「畑だより」が届きました。要旨は、日本の農業収入が10年前と比べて半分になった。農家は相続税、農産物価格の低迷、後継者不足による農地荒廃、他の産業の方が高給だからと職種替えという状況から、不況で非農家の人たちによる農業に職を求める、これは本物かという論です。
農業は国の基と殆どの政治家が言いながら、この有様、農業政策が農業の政策になっていないか、新しい政治に期待したいとあります。選挙で変わるのでしょうか。