やさい通信
2009年5月9日(土)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 042-668-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。

     小比企町の鈴木さん   
     館町の田中さん     
大根
水菜
きゅうり
ミニレタス
きぬさや
小松菜

きゅうり

 地元野菜復活です。鈴木農園さんからもたくさん新物が出始めました。きゅうりもこの春一番の新物です。感謝感謝!!綾子さんの命は尽きましたが、変わらず美味しいきゅうりが食べられます。亡き綾子さんに感謝!

 たくさんお悔やみいただきました。お悔やみ文を読んでいますと新たな涙が出そうです。綾子さんを知っている方、知らない方どちらも、野菜を食べることで旧知の関係を作ってきました。鈴木農園さんの野菜を食べますと、心が痛くて痛くて、胸がいっぱいになります。

 頭の中に、綾子さんの声が聞こえます。残像が目の前に浮かびます。今日の野菜ありがとうございます。息子さんが運んでくれました。

 きゅうりは、お馴染みブルームきゅうりうです。毎年同じような事を書いてますが、今年も書きます。ブルームきゅうりは、表面に白い粉が噴きます。今日のは出始めなので余り感じないかも知れませんが、これから出盛りになりますと、表面が白く粉をふいたようになります。

 近年では、この白紛感が嫌われ、市場ではブルームレスきゅうりが主流になっています。ブルーム(bloom)とは、果物や野菜などの表面に表れる白い粉状の物質のことです。巨峰などにも見られます。

 このブルームが、水分が蒸発するのを防ぐ役割をしています。ですから美味しいのです。水分たっぷりのきゅうりは、生のまま食べる野菜です。これからは、ぬか漬けがおすすめです。サラダ、酢の物、塩もみ、かっぱ巻きなどお楽しみください。

きぬさや


 さやごと食べるエンドウです。煮物、炒め物、汁の実、和え物など、幅広く利用できます。火の通りが早いので、食感と瑞々しい緑色を残すよう、短時間で手早く調理するのがポイントです。

 茹でる場合、筋を取り除き、熱湯に塩を入れゆでます。一煮立ちで手早くザルへあけます。余熱での茹ですぎを防ぐためうちわなどで手早く冷まします。

 きぬさやは、βカロチンが豊富です。その上、ビタミンCは100g食べれば1日の所要量を摂取できるとされています。豚肉とバター炒めなどで食べますと、カロチンがたくさん摂取できます。美肌効果も期待できそうです。



 新型インフルエンザが問題になっています。病原体の伝播は、その時代の一番早い乗り物と同じスピードで伝わるとされています。歩行で移動していた時代は、その範囲で、飛行機が移動手段になれば、飛行機の速さで世界を回ります。それ故でしょうか。WHOも閉鎖や渡航制限をしても効果は薄いと発表しています。

 新型インフルエンザとは、動物のウイルスが人に感染し、人から人へと感染する未知のウイルスです。誰も免疫を持たないため感染しやすく大流行になる恐れのあるものです。

 ウイルスとは一体何ものなのでしょうか。どうも生物と無生物の中間に位置づけられるものらしい。大きさは勿論目に見えないナノの単位。外殻はたんぱく質、内部に遺伝子があるそうです。単独では生きていけないもので、生きた細胞に寄生して増殖するようです。

 (独白)生物が進化する過程で存在したもの?人類はずっとウイルスとたたかってきたのでしょうか。ずっと勝てなかったのでしょう。生き物に寄生してしか生きられないのなら、どうして生き物を死に追いやるのでしょうか。ムムムムム