やさい通信
2009年4月10日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。

   小比企町の鈴木さん 
   舘町の田中さん    つくば市の山本さん 
かぶ
菜花
サニーレタス
ねぎ
里芋
サラダほうれん草


リーフレタス

  茨城県つくば市の山本昌宏さんの無農薬サラダほうれん草です。先週はリーフレタスをいただきました。いかがでした。チリチリとした葉で、見た目のゴージャスさもありました。

 そろそろ地元産も出てきますが、まだお助け野菜が必要です。サラダほうれん草は、アクがほとんどなく生食出来ます。茎も柔らかですので、そのままサラダに使えます。カリカリベーコンをのせたり、ゆで卵のみじん切りをのせたり、今日のセットにあるサニーレタスと合わせたりして、春のサラダをお楽しみください。

 軽く熱を通して、温泉卵をのせて、崩しながらドレッシングで食べるのもおすすめです。

かぶ

 かぶが出始めました。出始めの小さなかぶです。かぶには秋と春と2度旬があります。春のかぶは、薄切りにして、サラダほうれん草やサニーレタスとサラダにしても美味しいのです。そろそろ夏野菜のぬか漬けの用意の時期ですが、手始めに、かぶがおすすめです。

 かぶとベーコンの炒めものも春に相応しいメニューです。葉も入れてオリーブオイルで炒めます。塩コショウで味付けですが、醤油を最後に香りつけでかけます。かぶは、サラダ、浅漬け、漬け物、煮物、炒めもの、みそ汁の実、パスタ、スープ、シチューと幅広く使えます。

 根はでんぷん消化酵素のジアスターゼを含みますので、消化を助ける作用があります。葉はビタミンA、B2、C、鉄分、カルシウムなどが豊富に含まれています。 葉と根は切り離して別々に保存します。

 葉があまりましたら、細かく切って、ごま油で炒め、ごま、削り節などをまぶして炒め煮にします。しょうゆ又はめんつゆ、砂糖、和風ダシなどで味付けです。汁気が無くなるまで炒め煮にしますと、ふりかけ風総菜になります。

 挽き肉やジャコ、干し桜エビなど、お好きなものと組み合わせてもいいし、辛みがお好みでしたら、唐辛子を加えたり自在です。
 菜花


 お楽しみ菜花です。小松菜、紅苔菜などの菜花が入ります。何になるかは、箱によって違います。どれもおひたしや炒めもの、みそ汁の実などでお召し上がりください。黄色の可愛い花が春爛漫を演出します。私などは、花芽も一緒にゆででしまいますが、黄色の花を摘んで飾りに出来ます。サラダに散らしてもきれいです。



 杉花粉の季節も盛りを過ぎて来ました。杉花粉を出さない杉を開発中とか、何でしたか読みました。又これも本末転倒のような気がします。排ガスなどで汚れた空気に生命体は危機感を募らせて花粉を大量に放出しています。花粉の量よりも空気の汚れたところの方が、花粉症が多いと聞いています。

 杉が悪いのではなく、悪いのは空気で、子孫を残したいという自然の摂理なのです。空気をきれいにして、杉を手入れすれば普通になると思うのです。花粉を作らないと言うことは、生命を繋げる力を奪ってしまうのではと危惧します。

 市民の4人に一人とか5人に一人とかが花粉症と言われています。私もその中の一人で、今年は重症でした。人にとって住みやすい環境は、植物や動物といった生き物にとっても良いと言う考え、生態系を整える、そこに答えがある気がします。