かき菜は、栃木方面の特産のようで地元のブランド野菜にもなっているようです。のらぼうは、あきる野や八王子方面の特産です。
大根
冬大根で、冬に収穫して土の中に凍らないように保存して置いた大根です。葉はありませんが、瑞々しく食べられます。寒い時は鍋や暖かい煮物、暖かさを感じるころになると生でサラダ、脇役に徹して刺身のつま、正月にはなますと個性を主張しないで、いかようにも合わせる野菜です。又、干せば切り干しになるし便利な野菜です。
ビタミンCや消化を助けるジアスターゼなどの酵素が豊富です。弥生時代からあったとされている程、古くから栽培されていた野菜で、今でもその生産量は野菜の中でも多い部類に入ります。
先日、卵の生産者、由木さんを訪ねましたが、とても忙しそうでした。日野市の学校給食に卵を納めていて、給食に間に合うように何校にも届けるので、朝は時間との勝負だそうです。日野では、今は由木さんしか養鶏所をやってないそうです。
地元の生産物を食べられる子どもたちは幸せです。鶏に遺伝子組み換えしてないトウモロコシを与えています。バイオ燃料の影響で、遺伝子組み換えしてないトウモロコシの生産が少なくなってきているので、価格も高騰しているとのことでした。
国内に飼料米があるといいと言われましたので、何軒か当たってみましたが、難しい実態を知りました。飼料米は、取引価格が安いので、労働力を考えると割りがあわないので、作る人がほとんどいません。自給率を上げるというとこは、こういう事から考えなくてはいけないのです。
卵は国産でも飼料は輸入では、真の自給とは言い難いのです。その上、状勢や政策で手に入りにくくなります。休耕田や放置された畑を活用できないのでしょうか。価格の問題が大きく机上の論理と言われればその通りです。大事な事なのに、難しくて答えが出ません。