やさい通信
2009年3月20日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
   小比企町の鈴木さん 
    館町の田中さん      グリーン長崎    
大根
のらぼう
わけぎ
ほうれん草
きぬさや
スナックエンドウ

グリーン長崎の野菜


  きぬさやとスナックエンドウが何度か続きましたので、今回は違う野菜にしようかと思いましたが、他のは揃わないとのことで、又此の2点に落ち着きました。春野菜2点今日も長崎からです。

 スナックエンドウは、さやごと食べるエンドウです。アメリカ生まれの新しいタイプのえんどうで,青実を十分に太らせてもさやはやわらかく、甘味があり,独特の風味で大変おいしく人気の野菜です。

 1970年代にアメリカからやって来た野菜で、年を追う毎に需要が増えています。スナックエンドウはサラダや炒めもの、揚げ物、パスタなどで食べますが、歯ごたえが重要です。茹でてマヨネーズをつけて食べるだけでもおすすめです。

 加熱は最小限にして、茹でるときは一煮立ちしたらすぐにザルに上げ、うちわなどで扇いで冷まします。炒めるときは最後の仕上げの頃に入れます。揚げるときにも、グリーンの発色がよくなった時点で引きあげます。生では食べませんが、火の通しすぎにも注意です。堅めに茹でれば冷凍保存できます。

 きぬさやもお馴染みになりました。きぬさやを茹でて、ウインナーかおさかなソーセージなどを輪切りにして軽く炒めたのと合わせます。オリーブ系のドレッシングで味をつければ、サラダの出来上がりです。きぬさやは斜めに半分切りにしても、丸のままでもお好みです。

 一番お手軽なのが、おひたしです。茹でて、しょうが醤油で食べます。しょうがと絶妙に合います。

 のらぼう


 春の野菜です。「やさい畑」とお付き合いが長い方はお馴染みです。春を告げるころ毎年出る野菜です。とうだちした花茎を摘み取って出荷されます。青梅やあきるの、八王子に伝わる野菜でアクがほとんどなく食味の良さは定評です。

 一番のおすすめは、おひたしです。ゴマ和えや、味噌汁の実などにしても美味しく、また油とも合います。炒めてマヨネーズで食べてもおいしいです。ベーコンなどと炒めるとパン食のおかずになります。

わけぎ       

  これも春を告げる野菜です。ネギのようですが、ネギよりも柔らかく、刺激臭が少ないのが特徴です。
 効用はネギと同様と言われています。ねぎにも含まれる硫化アリルは、体内でビタミンBの再生を促すほか、胃液の分泌、発汗作用を活発にする効果があるそうです。

 カリウム、カルシウムなどのミネラルやビタミン類も豊富で、他の根深ネギや葉ネギ類よりも多く含んでいるようです。ユリ科ネギ属のネギと分球型タマネギのシャロットを交雑親とする野菜なのです。

 と言っても歴史は古く紀元前から栽培されていたそうです。日本には約150年前頃、中国から渡来したそうです。種ではなく分球によって増えていきます。

 酢みそ和えやからし酢みそ和えなどなどにして食べます。汁の実にしたり、炒めたり、卵とじなども美味しくいただけます。ねぎにはない歯ごたえと香り、甘味があります。
 
 白い部分も含めてわけぎをでゆでザルに上げ冷やします。水気を取って2〜3 センチに切り、これにみそ、砂糖、酢、からしでみそを作り和えます。貝類やイカ、わかめなどと合わせると立派な一品になります。

 クローン牛、豚の安全性について食品安全委員会は一般の牛や豚と差はないとしまた。欧州ではクローンは死亡率が高いなどの理由で食料としてのクローン動物の生産や輸入を禁止する決議をしています。本当に安全なのでしょうか。