やさい通信
2009年2月20日(木)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。

  小比企町の鈴木さん 
   館町の田中さん    百草の由木さん  
里芋
青梗菜
ほうれん草
白菜 
ごぼう


ごぼう


  気温の変化でしょうか。葉ものの収穫時期が早くなっています。3月4月の地元産野菜が心配です。いつもその時期に出る三つ葉が駄目になったと鈴木さんから連絡を受けました。

 「ごぼう」も今年は鈴木さんのは壊滅で1度も出ませんでした。単品で扱っております由木さんのごぼうをセットしました。ご存じでしょうが、由木さんは、卵が主流なので、野菜は根菜類のみの生産です。マリーゴールドを畑に植えて鍬混んでいます。土の中の虫対策です。

 ごぼうは、低カロリーで腸の中をお掃除してくれる野菜として、人気なのですが、最近国産ごぼうが少なくなっています。キンピラや煮物、天ぷら、かき揚げ、豚汁、炊き込みご飯と言った和風料理に使うのみならず、サラダにしたりピラフに入れたりポトフに使ったり利用範囲が広がっています。

 サラダにするとき、細く切って茹でたのを使いますが、さっと素揚げしたのをサラダにしても美味しくいただけます。薄く斜めに切ったのを素揚げして食べるとスナック菓子のようです。

 ほとんど日本でしか食べない様ですが、原産は日本ではありません。元はユーラシア大陸の北部に自生しているものらしいのです。ロシアなんでしょうか。中国では薬草として使っていたごぼうが、日本に伝わり食用になりました。もう1000年も食べられているのです。もしかして、紫式部も食べたのかしら?

 ごぼうは、腎臓の機能を高め、むくみを取ったり利尿発汗作用があるようです。中国では、解熱、解毒、咳を鎮める薬として使われているそうです。

 ごぼうの味や香りは外皮に多く含まれています。土を洗い落とし、皮をむかずにタワシでこするだけで充分です。アクを抜くには、酢水につけて晒します。何度も水を取りかえると、風味が抜けます。

 ほうれん草


 露地ものですので霜に当たり甘みがのって一番美味しい時です。おひたしにして何も付けずに食べるとよく分かります。冬に無くてはならない野菜の一つです。おひたし、和え物、炒めもの、鍋料理、グラタンなどでお召し上がりください。

 
 1年中、市場には出回っていますが、なんといっても寒いときのほうれん草が一番です。冬の野菜は、寒いと成長が暖かいときに比べて鈍くなり、糖分を成長過程で消費せずにその葉っぱや茎にしっかりと溜めていきます。

 露地栽培のほうれん草とハウス栽培のものとでは、甘みに2倍もの差があるそうです。ビタミンC含有量も3倍も違ったりするそうです。



 内閣支持率がどんどん下がって毎日麻生批判が飛び交っています。今何をやらなければいけないのか、今は雇用問題をどうするか、早急な政治課題のはずなのに、ものを言う度に、おかしな事を言って批判にさらされています。

 漢字が読めないだの、毎日ホテルのバーでお酒を飲んで、ホテルのバーが安いからだと言ったり、カップラーメンの価格を知らないだのから始まって、今では郵政民営化に反対でした発言して、市民はため息しかつけません。

 教養も生活感覚も頭の良さも品位も何もないことが露呈し、政策立案能力もリーダーシップもないことが分かり、無い無いづくしの首相が百年に一度の金融恐慌と言われる時代に舵取りをしていれば、奈落に落ちるだけかという気分になります。二世三世国会議員を支持したのは誰なんですか?