やさい通信
2009年2月6日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 


本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。

   小比企町の鈴木さん  
    館町の田中さん   
里芋
水菜
春菊
青梗菜
ほうれん草


水菜


  最近、水菜はとても便利に使っています。生よし、茹でてもよし、炒めてもよし、煮てもよし、浅漬けよしで、色々な料理に使えます。油揚げを焼いて細かく切り、洗った水菜と合わせてゆずポン酢をかけて食べても美味しいですし、茹でて胡麻和えにしても美味しくいただけます。

 パスタにも合いますし、スープの具材にもなります。肉や魚のくさみを消す働きがあるので、鍋物にもうってつけです。東京市場売り上げナンバーワンの野菜だそうです。

 秋から冬が旬です。京都から全国に広まった野菜です。日本の特産野菜です。ビタミンCが豊富でβカロテン、ビタミンA、ビタミンE、カルシウム、鉄分等が含まれています。

 加熱するときは、シャキシャキとした歯ざわりをいかすように短時間で済ませます。茹でる場合、長いまま茹でてから切ります。その方が栄養分が水に溶け出さないのでお薦めです。

青梗菜


 インフルエンザが流行っているそうです。風邪に良い野菜と言いますとねぎを思い浮かべますが、青梗菜を1株食べますとビタミンAとCが1日の所要量の半分以上が摂取でき、風邪予防になるのです。

 煮物、あえ物、炒め物、スープ煮など、これも幅広く使える野菜です。中国菜と言いますと炒めものを想像しがちですが、厚揚げとの煮びたしや豆腐を炒め煮して青梗菜を加え醤油とみりんで味をつけたり、小松菜風に使えます。

 簡単に茹でておひたしでもいいし、ゆずポン酢をかけても良いし、色々お試しください。

 チンゲン菜は、βカロテンなどのビタミン類、カルシウム、カリウム、鉄などが豊富な緑黄色野菜です。ゆでるときには、根元に十文字の切りめを入れておくと、火の通りが早く均一に茹だります。βカロテンが含まれているので、ゆでるときにも少し油を入れると、体への吸収が高まります。


 早いのもで、もう2月です。アッという間に正月が終わり気が付いたらカレンダーを1ページめくる時期になりました。2月はもっと早く終わります。知人からメールでお知らせ兼、新年の挨拶が届きましたが、今年は新年おめでとうという気分になれないので、言いませんと書いてありました。

 派遣切りなど生活基盤まで奪われる人が多数、ガザでは、多くのひとが殺され、とてもおめでとうという気になれないとあります。新しい年が、重苦しく始まったという感じは誰しもが持っている、そんな年明けでした。

 良い年になりますようにという願いは、紋切り語句としてではなく心底、願わずにはいられません。1月30日の朝日新聞夕刊の見出しは、非正社員失職12万4800人、内定取り消し過去最悪1215人とあります。ますます悪くなっています。

 12000円はいらないから、他のことに使ってくれと言う市民の意見は無視され、厳しい状況が加速しています。都合で働く人を利用だけして、後はいりませんと言うのでは話しになりません。