やさい通信
2009年1月30日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。

   小比企町の鈴木さん  
    館町の田中さん   
ねぎ
からし菜
ほうれん草
チマサンチュ
白菜
大根


チマサンチュ


 アジアで発達したレタスで掻きちしゃという名前です。包菜とも言われ、葉を掻き取って食べるレタスです。
昭和30年代にレタスが普及したため殆ど姿を見なくなりましたが、焼肉の料理の流行と共に広がり名前も韓国名のサンチュとしてお馴染みになりました。

 ちしゃは、平安時代から栽培されていたようで由緒ある野菜なのです。新しい野菜ではないのです。ちしゃとして古から食文化を支えてきた野菜なのです。

 チマはご存じのように女性の衣服です。チョゴリが上着で、チマはスカート部分のことのようです。サンチュにチマが付いてチマサンチュです。肉を包み込む野菜という意味なのでしょうか。

 レタスは熱に弱く溶けやすいので炒めてもほんの軽く炙るだけですが、サンチュは溶けにくく熱い焼き肉を載せてもパリッとしています。焼肉を巻いた利用法で復活したので焼き肉レタスとも呼ばれています。

 ウインナーやハムなどを包んでもいいですし、サンドイッチなどお好みでお楽しみください。

 カロチンなどのビタミン類と鉄分を含み、肉を包まなくてもサラダとして生で食べられます。レタスのようにチャーハンにしたりスープの具にしたり熱を軽く通しても美味しく食べられます。

からし菜


 中央アジアが発祥の野菜です。アブラナ科なので黄色い可愛い花が咲きます。シルクロードを通って中国から伝わったとされています。

 サッと熱湯をかけて塩で揉んで、簡単漬け物にしたり、おひたしにして食べます。からし菜というとピリ辛いので、子供には敬遠されがちですが、調理によっては、子供も大好きなメニューになります。

 塩をふって、しばらく置き、良く揉み塩味を調整して(辛ければ水洗いする)細かく刻んでおきます。刻んだからし菜をサッといため、手でほぐした豆腐とツナフレイクを入れ炒め、醤油などで味をつけます。

 からし菜をサッと茹で、水を切って食べやすい大きさに切って置きます。塩、コショウで炒り卵を作り、最後にからし菜と一緒に炒め、だし汁と醤油で炒めます。



 先週の話題といえばオバマ大統領でしょうか。200万人もの人が宣誓式に繰り出したという事実に驚きました。一口に200万人といいますが、何とも想像を絶した人数です。訳文を幾つか読みましたが、それによって訳した言葉が違うので、微妙に受け止める方も読む訳文により違ってしまいます。

 あるところでは軍事力と言い、別の所では力と言った具合です。言葉の違いで受け止め方が大きく違ってしまいます。訳したもので推し量ろうとするのは、難しいと感じました。

 前に長崎の高校生が平和のメッセージを書いてオバマさんに届ける活動をしているとテレビで放映されているのを見ました。軍事力に頼らない平和、核のない地球を目指して欲しいものです。