やさい通信
2008年10月3日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。

    小比企町の鈴木さん  
    館町の田中さん    
しっでいぐりーんネットワーク
ねぎ
オクラ
葉しょうが
ピーマン
とうきび


北海道の野菜


 今週もしっでいぐりーんからとうきびが入ります。新得町の大晶ファームから無農薬、無化学肥料のとうきびです。夢のコーンという品種で生で食べると果物のような甘さがあります。

 珍しいので1本入れることにしました。とうきびという名は北海道の方言?です。とうもろこしですが、北海道ではとうきびと呼ばれているようです。

 新得町は北海道の地図を思い浮かべていただくと、ちょうど真ん中当たり、旭川より南、帯広より北側に位置しています。新得町のホームページを引用しますと、新得町とは、アイヌ語で「シットク・ナイ」がなまったもので、山の肩、または端という意味だそうです。また、アイヌの人たちがお酒を造るための漆器を「シントコ」といい、これを作るための土地だったとも言われています。

 最近市町村合併で古来の地名が失われていきつつありますが、地名には由来があります、合理的?に変えてしまうことに抵抗があります。

 新得町は、平均気温6.6°C、特別豪雪地帯の指定があるそうです。総面積1,064Km2の90%が森林で林業の町でもあるそうです。そんなところで育ったとうもろこしです。大自然の大地を感じながら召し上がっていただくと、お味も格別かと思います。

 生で初めて食べてみました。甘くて美味しくジューシーです。蒸したり、茹でたり、焼いたりしても良いのですが、一番甘みを感じるのは、生です。粒を取って生のままサラダにしても、かき揚げに入れてもいただけます。1本ですが、お楽しみいただけると思い生食できるとうもろこしを今日の日の為に選びました。

 

 9月24日 汚染米の農水省追求緊急集会があり衆議院議員会館の会議室に行って来ました。遠方より大勢の参加がありました。私の座った回りには島根と北海道から見えた方がいました。みなさん色々な団体の代表として参加してました。

 農水省からは、総合食料局消費流通課 食糧貿易課 総務課という所から、それぞれ責任を持っている担当者が4人説明にあたりました。

 かび米や残留濃度の濃い農薬米など食糧に適さないものが、食糧として転売され、焼酎や和菓子、煎餅業者等にに流通され幼児や高齢者、病院などの食事として混入されたり、一般にも広く流通してしまったことの責任は、三笠フーズに警察が入ったようですですが、そこだけの責任でしょうか。この間、続いている食品偽装とは質の違う悪質なもので、怒りは収まりません。

 汚染米が、市民の口に入ることを阻止できなかった農水省の担当責任は、大臣が変わって解明出来るのでしょうか。
そもそも減反までして減らしている米なのに、何故汚染米を輸入しているのでしょうか。船に乗せて出航したらカビの責任は相手国に問われないので、持ってくるしかない等と言っています。そんな馬鹿な話をまともに受け止められますか。

 ガットウルグアイ・ラウンド合意で輸入している米(ミニマムアクセス米)が今回の汚染米です。そもそも必要のない米の輸入をしていることが問題の起点で、アフラトキシンという日本には無いカビで発ガン物質が含まれる米やメタミドホスなどの農薬米などを入れている責任が次です。その次に違法な流通とそれを規制出来なかった責任を明らかにしないで事を終わりにしては、ならないのです。