やさい通信
2008年7月25日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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yasai@din.or.jp
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
小比企町の鈴木さん
館町の田中さん
きゅうり
かぼちゃ
いんげん
とうもろこし
きゃべつ
なす
きゅうり
きゅうりが出盛りです。成長が早いので朝な夕なに収穫出来る時期です。単品もありますが、セットにも入れます。たくさん収穫できる時期にたくさん召し上がっていただければ、幸いです。きゅうりと言えば夏です。1年中見かけますが、やはり夏です。
きゅうりには、利尿効果のあるイソクエルシトリンという成分が含まれており、むくみをとる作用があります。特に、皮の部分が有効です。皮を煎じて毎日数回飲みますと、むくみやだるさがとれると聞いたことがあります。
又、日焼けにきゅうりパックが、良いと昔から言われています。スライスしたきゅうりを顔にのせて置くと美肌効果があるそうです。絞り汁は、ヘチマ水と同じで化粧水になるそうです。ただし、私は、パックも化粧水にも使ったことは、ありません。
きゅうりは、重量の95%が水分です。暑いときにパリパリとした歯ごたえを楽しむ野菜です。果肉中には小さな種子が縦に列をなして並んでいます。それを、殆ど生、漬物で食べます。
中国では完熟し、黄色くなったものを煮て食べるそうです。そこで黄熟した瓜と言う意味で、中国では黄瓜と書くそうです。
きゃべつ
野生のような育ち方をしたきゃべつです。この時期無農薬きゃべつですので、虫の穴は、多めに見てやってください。虫には寛大な気持を持たなくてはと思ってもきゃべつの穴を見ると怒りたくなる時があります。夏に病害虫にかかりやすい代表格の野菜です。田中さんよくぞ作ってくれましたという代物です。
虫はなぜ、奥へ奥へと食べ進むのでしょうか。上の葉をなでるように食べてくれれば、葉を1枚はがして共存しようという気持になれるのですが、奥へ奥へと進むので、ちょっと習性を恨んでしまいます。
とうもろこし
鈴木さんから、とうもろこしが出るのは初めてです。美味しくできたから是非入れてくださいとの要望です。1本ずつですが、甘くて美味しいとうもろこしです。
とうもろこしは収穫時期が短く、小杉さんのも毎年1回しか扱えません。収穫時期をずらすように植え付ければいいのでしょうが、それはやってないので、1年に1度のお楽しみになってしまいます。
1本ですと家族人数割りにすると、付け合わせ程度にしか、各々食べられませんが、1本のとうもろこしを是非、分けてお召し上がりください。美味しいので独り占めは厳禁(?)です。事務所では、ごく当たり前に1本を四等分にして食べています。
「子供もおとなもなぜキレる」という本を読みました。食べ物がどれだけ大切か、何を食べるかが、どれだけ大事か、色々事例をあげています。医者は栄養学を勉強している人が少なく、食事と体、食事と精神の状況を把握しないで薬を処方するので、悪くなる場合もあるというようなことも書いてありました。
ポテトチップと炭酸飲料でお腹を一杯にさせてる子の食事を変えただけで、精神に落ち着きを取り戻した例などもあり、読んでいると驚きの連続でした。日々の食事にきちんと野菜を取り入れを取ることで、薬を飲まなくても改善した事例がたくさん載っています。
医食同源といいますが、体や心に起きた事象だけで、物事を決めつけるのではなく、毎日の食事状況を考察してみることが、やはり大事なのです。