やさい通信
2008年4月4日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
   小比企町の鈴木さん    
     館町の田中さん   
ねぎ
みつば
のらぼう
キャベツ
春菊
つぼみ菜

みつば


 みつばはセリ科の野菜です。元々は、日本や中国、朝鮮半島の山野に自生しているものです。食料にしているのも、その辺の人たちです。江戸時代になってから、栽培されはじめたようです。春を告げる野菜の代表格です。香りと、歯ざわりが清々しい野菜です。おひたしが、何と言ってもお薦めです。

 カロテン、カリウム、ビタミンC、鉄などが多く含まれています。又、みつばの独特の風味はミルセン、ピネン、リモネンといった精油成分で、食欲増進、発刊作用を促す働きがあります。おひたしで食べると胸がスーとします。

 アクはほとんどありません。茹でるときは根を切り落とし、ひもなどで束ねてから茹でると均等になります。茹で過ぎると、歯触りも栄養価も落ちてしまいます。 

 その他、汁の実やかき揚げ、卵とじ、茹でてサラダ、和え物などでお楽しみください。

つぼみ菜


 菜花の仲間です。やはりアクが少なく、柔らかい野菜です。おひたし、みそ汁の具、和え物などで食べます。マヨネーズも合います。春の葉ものが満載です。

のらぼう


 とう立ちした、茎をかいて収穫する、これも春の野菜です。これもおひたし、和え物、みそ汁の実に使いますが、炒めても天ぷらでも美味しくいただけます。茎が美味しいのです。ご存じと思いますが、昔から八王子やあきる野、五日市方面で食べてきた野菜です。

 やはり、アクはないが、繊維はあります。ビタミンCや食物繊維を含んでいる野菜です。

キャベツ


 冬キャベツの最期ですので、小さめです。夏物植え付けのため最期のお役目を果たしてくれたキャベツです。あまり小振りなのは2個入っています。畑の最期までお付き合いくださりありがとうございます。



 最近読んだ新聞に牛のゲップが地球環境によくないようなことが載ってました。反芻動物のゲップに含まれるメタンガスが、地球温暖化の原因の一つだということらしいのです。前から、そのようなことは聞いたことがありましたが、どうして牛のゲップなどに矛先を向けるのだという心境です。

 ゲップが出ない飼料を研究中とか出来たとか、そんな類の話でした。C02に次ぐ温暖化の要因はメタンガスと言うことらしいのです。私は牛のゲップの専門家ではありませんので、人間の与える餌が悪いのか、飼育方法が悪いのか、サッパリ分かりませんが、地球温暖化って本当に切羽詰まっているのに、牛のせいにするのは止めて欲しい、人間活動で出る、CO2やメタンガスの削減を考えるのが先決ではないの。生ごみからもメタンガスが出るし。

 牛の摂理を考えて得策を練って欲しい。ゲップを出さないようにするために、変なものを食べさせるのでは、たまったものではありません。反対に今の飼料が問題なら、その問題をなくせばいいのです。それともゲップが摂理のもなら、牛のゲップくらい自由にさせてあげられるような地球環境にすれば良いのです。

 温暖化とは直接関係ないかも知れませんが、地球環境ということでは、毒性の強い農薬や、消毒などの方が、もっと心配だと思いますが。