やさい通信
2008年3月21日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
 
    小比企町の鈴木さん    
     茨城の山本昌宏さん    
ねぎ
水菜
小松菜
青梗菜
からし菜
サラダほうれん草


サラダほうれん草


 畑は茨城県つくば市です。無農薬で有機質の堆肥で栽培されたものです。牛糞が主体で米糠、籾殻を使っています。ハウス栽培です。

 生で楽しめるほうれん草です。今日の水菜とサラダほうれん草と組み合わせで、サラダはいかがですか。カリカリベーコンやゆで卵、しらす干し、わかめなどをトッピングしたサラダがお薦めです。アクがほとんどないので、切って水にさらしてパリッとさせれば、できあがりです。

 先日、鳴門魚類から「柔乾ちりめん」というのがサンプルで届きました。同じくして神奈川県漁連から「しらす干し」のサンプルが届きました。どちらもそのまま食べられて食感の違いはあるものの美味しくいただきました。どちらも4月4週号に入っていますので、ご利用ください。1月からご無沙汰していました滝さんの釜揚げしらすも入ります。選り取り見取です全部揃えて比較するのも面白い食べ方です。

 一般的に「ちりめん」というと堅めで、「しらす」というと柔らかめですが、いつもどこが違うのか気になりながら、気にしないで食べています。どちらもイワシの稚魚ですが、水分量が違います。しらすの方が多いのでしっとりしています。

 この分類方法は、絶対的なものではなく、高知では所謂「ちりめん」も「しらす」もどちらも「ちりめん」と言うそうです。大きさの違いで分類する人もいるようですが、地方によって、いろいろ呼ばれているようです。

 私は幼少より、ちりめんじゃこは堅く、しらすは柔らかいという水分量分類で馴染んでいますので、じゃこは、葉もの野菜と炒め煮にしたり、チャーハンに入れますが、しらすはサラダや大根下ろしにかけたりして食べています。今回の「柔乾ちりめん」は「しらす」より歯ごたえがあるが、「じゃこ」ほど堅くないといったものです。 

 田中さんの水菜に、それぞれのせて醤油ドレッシングで味の比較の意味で食べました。それと鈴木さんの大根を下ろして、やはりそれぞれ上にのせ、ゆずポン酢をかけて食べました。それぞれ特徴があり比較するものではないということが分かりました。

 小麦が値上がりしています。パンやお菓子やラーメン、うどん等、連鎖して値が上がり、先行き何処まで上がるのか不安です。朝はパン食のお宅が多いようですが、ご飯、みそ汁、おひたし、しらす等といったご飯食の方が、良いかも知れません。
 


 先日「それでもボクはやってない」という映画をテレビで見ました。無実の人が痴漢に間違えられて有罪判決を受ける映画です。取り調べ官の問題点、裁判制度の問題点を浮き彫りにした映画でした。実際取り調べについては、現実に何人もの人が、初めに有罪を前提にしていること、取り調べ方が、悪質であることを主張しています。

 映画の中でも被害者や検察の証人は、検察のシナリオ通りに証言していることを物語っていました。現実でも証言する場合、シナリオ通りに何度もリハーサルをやらされるということです。

 実際、痴漢の冤罪に問われた方が、取り調べは屈辱的だったと涙ながらに訴えている報道を見ました。家族や職場の方々に全幅の信頼を得ている方で、職場の上司が、最高裁になっても支援するつもりだったと言ってました。

 佐藤優さんが書いた本の中にもありましたし、映画の場面にもありましたが、やってなくてもやったと認めた方が、早く解放されるという信じがたい事実があるようです。人ごとではありません。民主国家が、こんな事を権力的に行っているなんて、許せますか。