やさい通信
2007年12月26日(水)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
   小比企町の鈴木さん   
    館町の田中さん    
ターサイ
ほうれん草
聖護院大根
サニーレタス
かぶ
竹の子芋

聖護院大根


 煮込みに合った大根が続いてしまいましたが、年内の大根はおすすめなので、暖か煮物でたくさんお召し上がりください。1月の大根が良くないということではありません。ほうれん草の様に霜に当たると甘みが増すというものではないので、そう表現しました。

 年内と言ってももうわずかです。注文書の企画はすでにバレンタインチョコの選定を終えました。おせちの配送はまだというのに、先行した企画で考えているので、今の配送品とのギャップで時々、切り替え機能がスムーズにいかないで、一瞬、間が空いてしまうことがあります。

 2007年もあっと言う間に、終わりそうです。今回は変則配送でご迷惑お掛けします。週の後半は正月用品になります。年の終わりに来て食品偽装が多発しましたが、高速道路や橋の建材偽装、マンションの建材偽装と人を騙してまで、利潤追求に走った姿は、一部の問題ではなく、社会の縮図です。

 己自らが作っている社会です。国が信頼できず、人が信頼できず、騙仕合の中で生きているのかと思ってしまいます。C型肝炎ウイルスをめぐる一連の責任問題。これこそが利潤に走る製薬会社の責任で、アメリカが認可を取り消した後も使用を許可していた国の責任です。

 食品偽装で食品会社が罪に問われました。しかし製薬会社は、人の命を奪って知らん顔ですか。エイズ問題を引き起こしたのと同じ製薬会社です。何の罪にも問われず、国も同じ過ちを何度も繰り返しています。

 無責任体質です。被害者の方がお金ではないのだ、命の大切さをわかって欲しいのだとおっしゃっていました。その意味がわからない人たちが製薬会社を切り盛りし、国を牛耳っているのです。

 以前に、出産後フェブリノゲンを投与していた病院を公表してましたが、私が行った病院もその中に入っていました。私は出血が少なく、そのままでしたが、同室で入院されていた方は、出血がひどく私とは違う薬を使ってました。余談話に尋ねましたら、出血が多かったので、その薬を使っていると説明してくれた光景が今もはっきり覚えています。

 大変でしたねなどと、たわいもなく話していましたが、もしかしてあれが例の薬だったのかも知れないと時々重く思い出すのです。2〜3日間、同室だった方で名前も顔も思い出せませんが、あの会話だけは、何故か鮮明に覚えているのです。人ごととは思えないのです。ですから被害者の方々の痛みが、自分の事のように痛みます。

竹の子芋


 京いもとも言い、竹の子のような外観をしているから竹の子芋です。きめが細かく煮崩れしにくいお芋です。タンパク質やビタミンB群が豊富でカリウム多く含み繊維質もたっぷりです。

 皮をむいて生のいもをおろし、片栗粉を混ぜて油で揚げる芋団子などにも使えます。又、里芋コロッケならぬ竹の子芋コロッケも美味しいのです。茹でて潰した竹の子芋に炒めたみじん切りのたまねぎ、塩を混ぜてコロッケにします。



 2007年最後のやさいセットです。次回は正月セットになります。1年間畑を丸ごと食べていただきありがとうございました。