本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
小比企町の鈴木さん | 館町の田中さん |
白菜
大根
ほうれん草
サニーレタス |
かぶ
ずいき |
白菜
二分の一に切ってあります。晩秋から冬が旬の野菜です。霜に当たると美味しくなる野菜です。寒さへの抵抗性を高めるために細胞内の細胞液濃度が高まり、糖度を上げるからだそうです。
食物繊維やミネラルが豊富で、煮物、汁物、炒め物、鍋料理、漬物等でお召し上がりください。 最近サラダも人気が出てきています。サッと茹でて固く絞った白菜とシーチキンのマヨネーズサラダは、なかなかのものです。
塩を多量に使う漬けものは血圧が上がるとされ敬遠されがちです。しかし白菜漬けの場合には、何と白菜に含まれるカリウムがナトリウム(塩分)を排泄して、塩分を過剰にとるリスクを軽減させる力を持っているそうです。伝統の食べ物は意味があることがわかります。
昔は樽に白菜をたくさん漬けて、山盛りの白菜漬けが毎日食卓に並びました。賞味期限という数値が一人歩きしてなかった頃、古漬けになって酸っぱさを増した白菜漬けが大好物だった兄も定年を過ぎました。
漬物用に四分の一に割った白菜を軒下でお日様に干している光景を目する事はほとんどなくなりました。私も小さなおけで白菜漬けを作っていましたが、最近ではほんの少し卓上で漬けるだけになってしまいました。
住宅から濡れ縁が消え、地域のコミュニケーションが変わりました。家の中には上がらないが、下足のまま腰掛けて、茶を飲む、何気なく家の中がうかがえる、そんな微妙な関係性が助け合いを生みました。地域の文化が息づきました。
コミュニケーションとプライバシーは相反するものではないと思います。助け合いも思いやりも地域の中で育まれて行くものです。昔が良かったと言っているのではなく、触れあう気持、助け合う気持、お互い様の気持、忘れたくないです。
近所で人が殺害されていても助けることが出来ない、どうしてそんなになってしまったのでしょうか。後から物音が30分も続いていたと証言する人がいても助けてあげることができなかった。そんな世間にしてしまっていいのでしょうか。濡れ縁がなくなっても人の触れあいまで失ってしまっていいのでしょうか。
冬の風物詩白菜お届けします。
白菜漬けをなさる方、ご注文いただければ、何個でも配送日にお届けいたします。
ずいき
八頭の葉柄です。毎年お馴染みです。皮をむいて茹で、煮物や酢の物、みそ汁の具にします。ずいきはアクが強いので、下ごしらえに茹でてアクを抜きます。アクを抜くには、皮をむいたずいきを5cm程度の長さに切り、水にさらして茹でます。皮をむく際は水の中でむきますとあまり色が手に付着しません。
酢を加えた料理にするときれいな赤に変わります。アントシアニンによるもので、アントシアニンは活性酸素の生成を抑え、血液を綺麗にする作用があるといわれています。色のきれいさで食べるのなら酢のもがおすすめです。
今年は9月に雨が少なく、高温でしたので里芋系は、豊作とはいえませんが、今年もずいきが食べられます。