やさい通信最新号

本日の「私のやさい畑」は、下記の６品目です。　

小比企町の鈴木さん	館町の田中さん
青じそオクラピーマンモロヘイヤ	なす葉しょうが

オクラ

　今年はオクラが豊作で、毎回のように入っております。オクラは和食の様な雰囲気ですが、江戸時代末頃に、アメリカから入ってきた野菜です。もっとも日本で盛んに食べられはじめたのは、ここ数十年のことです。花が咲いた後の実、長さ5～8cmの若いさやを食べます。

　原産地はアフリカの北東部で、エジプトでは紀元前２世紀からすでに栽培されていたといわれています。

　酢のもの、和えもの、天ぷら、スープ、煮込み、カレーなど幅広く使えます。2分間くらいさっと茹でて、小口切りにし、醤油と鰹節をかけて食べたり、納豆に混ぜてもおいしくいただけます。
　
　細かく刻めば刻むほど粘りが出てくるので、料理に合わせて刻んでください。

　山イモ、納豆、モロヘイヤ、オクラなど、いわゆるネバネバする食べ物は、元気が出る食品といわれています。このネバネバはヌチン（粘性物質）です。これが、たんぱく質の消化をよくします。スタミナがつくと言われる所以です。ですから、刻みオクラと納豆を合わせたものは、最高です。お酒を飲むとき、肝臓保護から、油脂をとるよりオクラをおつまみにしたほうがよいのです。

モロヘイヤ

　原産地はエジプトといわれ、クレオパトラも好んで食べていたそうです。真偽のほどはどうでしょう。今では、どこでも手に入る野菜ですが、日本で本格的に栽培が始まったのは、ほんの十数年前のこと。健康野菜として取り上げられブームになりました。

　モロヘイヤは栄養価の高い野菜として有名です。ミネラルやビタミンを豊富に含んでいます。老化の原因である活性酵素の働きを抑える効果のあるカロチンの含有量が野菜の中ではトップクラスです。細胞の老化を遅らせて、血管や粘膜を丈夫にしてくれます。

　
　不足しがちなカルシウムを多く含んでいることでも有名です。カルシウムとビタミンＫのコンビで、骨粗しょう症を予防したり、イライラを防いでくれます。ストレスの多い人にはおすすめです。葉を摘んで茎から離し、葉のみを食べます。

　原発止めよう！東京ネットワークの会報が届きました。その中に東海村臨海事故８周年に際してという文章が入ってました。あの事故からもうそんなに年月が経ったのかという思いがしました。

　それをよく読んでみますと事故は、容量９５㍑の沈殿槽に、バケツ一杯6.５㍑（ウラン量2.４ｋｇ）の硝酸ウラニル溶液を投入していって７杯目で発生したとあります。これは過去に報道でも知りました。

　ウラン２３５は一定以上集めると核分裂連鎖反応が起こる。これを臨海と言うそうです。広島に落とされた原爆はまさにウランを合体させ臨海を起こさせたものとあります。

　臨界事故は、動燃の受注によって行った量であったというのです。ここにも効率主義がはびこっていて安全は無視されたのです。２名の方が亡くなり、約７００名の方が被爆したとあります。

　作業員の責任と報道され、そんな危険な物をと思った自分が確かにいました。あらためて報道されない真実を読むとマスコミ報道とはいったい何なのかと思わざるを得ません。マスコミ報道を１００％信じてはいけないと又思いました。