やさい通信
2007年8月3日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
   小比企町の鈴木さん   
    館町の田中さん    
枝豆
オクラ
モロヘイヤ
とまと
ピーマン

とまと


 とまと続きで夏本番です。どうぞ暑い季節、毎食とまとをお召しあがりください。新鮮なとまとはよく冷やして、薄切りにして、そのまま食べるのが一番です。塩やマヨネーズ、ドレッシング、ゆずポン酢などお好みでかけて食べても美味しいのですが、トマトの味が生きていますので、何も付けないで食べるのも良いものです。

 私はオリーブオイルか亜麻仁油を少しかけて食べるのが好きです。亜麻仁油のほろ苦さがマッチします。中には砂糖をかけて食べるという方がいます。一度どんな味か、砂糖をかけてみようと思うのですが、いざとなると引いてしまい、実現していません。

 とまとは、旨み成分であるグルタミン酸がとても多く、アスパラギン酸も豊富です。 トマトがソースのベースとしてよく使われていますが、 アミノ酸が料理の味を引き立てる役目を果たしているからです。 トマトの赤い色は抗酸化物質として注目されているリコピンというカロチノイドの一種の色です。 その他、ビタミンA、C、ベータカロチン、食物繊維のペクチンも豊富に含まれています。

 抗酸化物質とよく聞きますが、どんなのもかと言いますと、活性酸素の話になります。活性酸素は紫外線や化学物質などの有害作用によって体内に発生し、細胞内のDNAを傷つけます。ガンを発生させ場合もあるそうです。

 活性酸素の有害作用を弱める働きのある成分を、抗酸化物質と呼んでいます。トマトの場合抗酸化物質として、リコピンが大量に含まれています。

枝豆


 今年は、例年悩まされているカメムシが付かないので、良質な枝豆が収穫できています。豆がふっくらしています。今年の枝豆はおすすめです。

 枝豆は大豆の未熟豆ですので、豆と野菜の両方の栄養的特徴をもっています。枝豆には、タンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維が多く含まれています。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える役目をしています。代謝を促す効果 があるので、体内で疲労物質をためるのを防ぎます。

 又、大豆には含まれていないビタミンA、ビタミンCも含んでいるのが特徴です。枝豆のタンパク質にあるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCとともにアルコールの分解を助け、肝機能の負担を軽くします。ビールのおつまみによく枝豆食べますが、非常に理にかなっているのです。

  オクラ


 西洋では生のままマヨネーズなどをかけて食べるそうですが、さっとゆでてサラダやあえもの、バター炒めにして食べます。ななめ切りや輪切りにすると、切り口がきれいな形になります。おつゆやサラダの中に入れると、料理がひきたちます。

 私は、生をそのまま細い輪切りにして、納豆の様にしょうゆを入れてかき混ぜます。納豆のように粘りがでてきます。上におかかをのせて、納豆のようにご飯にかけて食べるのが好物です。さっとゆでたのをウインナーと一緒にバター炒めをすれば、ご飯にもパンにも合う朝食の一品になります。



 柏崎原発は、日を追うごとに地震による破損状況が明らかになってきています。放射能という目に見えない猛毒を排出するものが、本当に必要かどうかが問われなくてはならないのです。都市生活に必要な電気ですが、環境負荷が多い原発がなければ電気が、得られないわけではありません。