本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
小比企町の鈴木さん | 館町の田中さん |
大根
青じそ
モロヘイヤ
ズッキーニ |
なす
ピーマン |
なす
インド原産といわれ、もともと熱帯性の植物です。なすの紫色はアントシアニンの一種ナスニンなどの色素によるものです。アントシアニン系色素で、ポリフェノールの一種です。その独特の紫から、「なす紺」という色を表わす言葉が生まれました。気品高い色です。自然界はうつくしい色を作り出します。
ポリフェノールなどは、活性酸素を抑制し、生活習慣病の予防によいと言われています。なすの表面が一部茶色に変色しているのがありますが、そういうなすの方がポリフェノールの含有率が高いそうです。傷を修復しようとする作用がポリフェノールを増やすそうです。
出始めはあまり傷ついたのはありませんが、盛りになるとたくさんで出てきます。一部が茶色になっている方が、ポリフェノールが多いと聞きますと見方が変わってきます。
人も挫折しながら己の力で立ち直っていく、その方が人間的魅力も強さも持った味のある人になるのと同じですね。
青じそ
手元にあると便利なハーブ野菜です。刺身に付けたり、そばの薬味やサラダなどで生でたべます。すり身を使ってのはさみ揚げもおすすめです。葉のまま片側にころもをつけて揚げても美味しいですが、葉を広げてすり身をのせ、半分折りにして、全体にころもをつけて揚げるのもおすすめです。
ちくわでも、スティク切りにしたじゃがいもでも、豚肉、鶏肉、何でも巻いて揚げると、風味のよい揚げ物になります。チャーハンにもパスタにも合います。万能の脇役です。
たくさんある時は、ミキサーにかけてオリーブオイルを入れて青じそペーストにしてパスタなどに使っても美味しいのです。たくさんご入用な方は、ご連絡いただければ、お届けいたします。
青じそには、オメガー3の脂肪酸アルファ・リノレン酸が含まれています。リノレン酸は必須脂肪酸で、体内でEPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)に変わります。これらは体内で合成、貯蓄ができないために食事から摂りいれなくてはならないものです。生きていく上で無くてはならない栄養素です。
EPA・DHAは青魚に含まれていますが、実は青じそにもリノレン酸が豊富に含まれているのです。オメガー3は亜麻油に多く含まれ、この脂肪酸は、心臓病、免疫機能の不全、アレルギー、抑うつ症、皮膚のトラブル、など多くの病気に関連しているといわれています。
まんべんなくいろいろなものを食べることが第一です。
牛肉の偽装事件は、新聞によりますと、次々にいろいろ出てきます。化学調味料を表示しないで使っていた、雨水で冷凍肉を解凍していた等々・・誰かさんの言葉を借りるのなら、疑惑の総合商社ですか。こういうものを作り出した構造は一つに食品を利潤の手段だけのものという考えで扱っていたこと、加工食品は素材に加工品や調味料が加わって高いものになるということを消費者がきちんと認識していないことだ思います。