やさい通信
2007年4月27(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
 小比企町の鈴木さん
  館町の田中さん  
  グリーン長崎   
かぶ
葉たまねぎ
ミニレタス
小松菜
うぐいす菜
きぬさや


葉たまねぎ


 春先の短い期間だけ出回る野菜です。たまねぎの若いうちに、葉をつけたまま出す早どりのものです。よくテレビ関係の人から電話があります。葉たまねぎはありますか、葉つきにんじんはありますかと、季節に関係なくいつでもあると思っているらしいのです。気が向くと「葉たまねぎ」というのはたまねぎを早取りしたものだから、1年中はありませんよ。と言いますと、感心されたりします。野菜のことなど知らない人が、何か野菜関連の番組を作っているのでしょうか。

 ワカメとぬたにしたり、ベーコンや豚肉と一緒に炒め物にしたり、長ねぎと同じように使えます。ビタミンAやCが豊富で、カルシウム、鉄分も多く栄養価の高い野菜です。

きぬさや


 今週は全品、地元産で納める予定でしたが、時期物なのできぬさやが魅力で入れてしまいました。さやごと食べる、さやえんどうです。きぬさやは、ビタミン類がとても豊富です。特にビタミンC、カロチンを多く含んでいます。スジを取り除き塩ゆでして使います。煮物、炒め物、汁の実など、幅広く利用できます。火の通りが早いので、短時間で手早く調理するのがポイントです。春のちらし寿司に茹でて千切りしたのを飾るときれいです。バター炒めや卵とじもおすすめです。

 昔、子どもの頃、庭にきぬさやが植えてあって、毎日のようにきぬさやを摘んでみそ汁に入れてました。それこそ鍋を仕掛けてから、突っ掛けを履いて、収穫してましたので、新鮮そのものでした。

 かぶ


 かぶは、春と秋と2回旬があります。ぬか漬けや塩もみしてサラダ感覚で春らしく食べるのもおすすめですが、キムチベースをかけるとまた、違った美味しさを感じます。

 酢と砂糖、塩で甘酢を作り、甘酢漬けもおすすめです。かぶを薄切りにして塩をかけてしばらく置きます。軽く水洗いし、水気を取ります。茎は食べ頃に切って塩で良く揉んだのを使ってもよく、さっと湯通しして、水気を取ったものを使っても、好みです。甘酢をかけて1〜2時間程度冷蔵庫に入れておきますとできあがりです。白いかぶに緑の葉がマッチしてきれいです。

 根と葉では、栄養成分が違います。根の部分はビタミンCを多く含み、分解酵素アミラーゼが、胸やけの不快感を緩和してくれます。葉は緑黄色野菜で、カロチン・ビタミンC・鉄・カルシウム・カリウム・食物繊維などがが含まれています。サラダや和え物にすると豊富なビタミンCがそのまま摂取できます。



 長崎市長が殺害されました。暴力で脅しをかけるのは最低の行為です。ショックで体の中に冷たい風が走りました。アメリカの大学での射殺事件。これにも驚愕しました。銃を乱射した人は、孤独だったと報じられています。まるで孤独な人はいけないみたいに受け取ってしまいます。孤独や一人でいることが好きな人もいます。一緒にしないでもらいたいと思いました。

 新聞は、アメリカの事件の横に自爆テロで、何人亡くなったと報じていました。通り魔に娘さんを殺害されたご両親が、何の罪もない娘が何故殺されなくてはならなかったのかと訴えられていました。イラク戦争でも何の罪もない子ども達の命が奪われました。

 何故、人の心に自然に備わっている人を愛する気持や平和を大事にする気持が全面に出せなくなってしまったのでしょうか。