やさい通信
2007年3月9日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
  小比企町の鈴木さん  
   館町の田中さん   
    グリーン長崎    
からし菜
キャベツ
紅菜薹
八つ頭
赤ほうれん草
小ネギ


小ネギ


 先週に続きまして、葉先まで食べられとても便利なので、地元産ではありませんが、入れます。収穫は前日又は前々日になります。無農薬無化学肥料です。生で食べても安心です。

 葉ねぎを若どりしたものの総称を小ネギと言います。最近では各地で、商品化されているようです。福岡県の万能ネギがこの火付けとなったようです。カロテンやビタミンC、カルシウムが豊富に含まれています。


紅菜薹(コイウサイタイ)(フォンツァイタイ)


 茎が紅い中国野菜です。冬から初春にかけて盛んに薹が立ち、その薹を折って食べます。花が蕾のときが収穫時です。赤い色素のアントシアンは、寒さで紅色を濃くしますが、寒冷地での栽培は不向きなようです。

 中国菜のほとんどがそうであるように、油との相性が良く、炒め物が一般的です。おひたしや和え物、煮物などでもおいしくいただけます。少し粘り気のある食感です。加熱すると赤紫の部分も緑色になります。茹でる時に酢を少し加えると赤色になります。鉄分やビタミンA、Bが多く含まれています。

 原産地は、揚子江中流域と言われています。日中国交回復後に、普及するようになった野菜の一つです。鈴木さんが中華レストランへ出荷するようになって作り始めた野菜です。

からし菜


 からし菜は英語でリーフ・マスタードと言い、名の通り辛味の利いた野菜です。種子は粉にして香辛料にします。β-カロテンやビタミンCが豊富です。食欲を増進させる力強い野菜です。

 おひたしや和え物、漬け物、炒め物にします。洗ってザルにひろげ、熱湯をサッとかけてから塩で揉むと、からし菜の特徴がでて美味しい浅漬け風になります。

八つ頭


 大きいし価格もはるものなので、適量に切ってあります。たんぱく質や食物繊維、ミネラルが豊富です。末広がりで縁起がいいので、おせち料理に使われます。3月4月とこもごも人生の節目の時です。卒業、入学、入社などなど、新たな生活の始まりです。門出を祝す野菜でもあります。

 ヌメリが少なくホクホクした味わいです。 煮崩れしにくいので何と言っても煮物がおすすめです。この時期、どうしても葉ものが多くなりますので、葉ものでない物を一つ入れようとしますが、難しいときもあります。今回はうまくいきました。



 朝日新聞3月2日号に「日の丸・君が代現場の対応は」というコーナーに昔の知り合いの根津さんが写真入りで都の教育長と対峙して意見を述べていました。彼女は家庭科の教員です。10年ほど前は月に1〜2度ほど会っていた人です。頑張っているなとなつかしく読みました。

 日の丸・君が代それ自体に反対してきたわけではない。有無を言わさずに強制することに反対なのです。子どもたちが自分で考えるのが教育であり、教員は、良い面も悪い面も両方教えるべきだ。子どもに学習の機会を与えず、式で斉唱や起立を求め、教職員に命令・服従を求める行為は教育を否定しています。

 と彼女は紙面で述べています。