やさい通信
2007年2月23日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
  小比企町の鈴木さん  
   館町の田中さん   
ねぎ
白菜
春菊
ミニレタス
小松菜
水菜

白菜


 暖冬で、野菜は豊富で成長も早く、凍って駄目になることもありません。普通、白菜は囲いをして凍るのを防いでも頭の所が凍ります。凍った頭の所を少し剥いで出荷したりしますが、今年は全然凍らないということです。
 
 オーバーコートを着ている人をほとんど見かけません。以前から都内に出かけると真冬でもスーツで歩いている人をよく見かけましたが、今や八王子でも厚手のジャケットや薄手のコートで闊歩している人が多い様な気がします。生活するのには良いかもしれませんが、食料や環境を考えますと、これでいいのかなと思います。
 
 環境より経済と先進国が行ってきた経済活動によって地球は温暖化に向かっています。白菜が凍らないって良いことではないのです。マフラーを巻いても刺すような寒さの夜、見上げた星空の美しかった様を実感していたのは、ほんの20年ほど前です。
 
 外に干した洗濯物が凍ってしまったり、水たまりに出来た氷を割ったり、霜柱をサクサクと踏む感触を忘れるほどに変化した地球を未来人に渡さなければならなくなってきています。一部の国の経済活動のために、全世界が被害を被ってしまいます。
 
 何とかしなくてはと思っても自分のしていることなど焼け石に水のような気がしますが、それでも諦めてはいけないと思うのです。

春菊


 野菜の花は可愛らしいのが多いのです。春菊、これもとても可愛い花を咲かせます。ただ花を作る前にほとんどを食べてしまいます。キク科ですので小キクのような花ですが、真ん中が黄色で白い花びらが囲みます。独特の香りのせいでしょうか。病害虫に強い野菜です。

 春菊にはビタミンB2、カルシウム、鉄分など多くの栄養素が含まれています。特にβカロチンが多く含まれています。βカロチンは抗癌作用があると言われています。又、春菊には100gで1日に必要な量が摂取できるほど、ビタミンAが豊富に含まれています。ただし春菊をたくさん食べればいいというものではありません。バランス良く食べることが大事です。

 小松菜


 最近、小松菜の食べ方で、凝っているのがあります。小松菜とふんわり炒めた卵の取り合わせです。中華風だしで中華風の味にします。きくらげを入れても美味しいのです。美味しく中華味が楽しめます。卵をふんわりするとおいしいのです。

 以前は小松菜のみそ汁に凝っていて、できたての小松菜の香りに酔っていました。小松菜の葉が緑のうちに食べないと美味しくないので、本当に全部用意をしてご飯もよそって、小松菜のみそ汁を作ってました。最期に何が食べたいと聞かれれば、やはり中華風炒めではなく、小松菜の香り漂うみそ汁です。小松菜のみそ汁をすすると幸せな気分になります。これって私だけでしょうか。



 火星に水が流れていた痕跡?NASAの火星探知機が撮影したという写真を新聞でみました。解説がないと何処が痕跡なのか素人にはわかりません。かつて水があった、しかし今はない、生命体が絶滅したの?どうもそうではなさそうです。7年以内に水が流れたと考えられると解説されています。地下に水が存在している可能性があると書いてあります。
では、地下に生命体があるの?と勝手な想像を巡らせてしまいます。

 水は命の根元です。地球の水の量は決まっているのに、汚してしまっています。大事に大事にしなくてはならないものなのです。