やさい通信
2006年10月27日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
     小比企町の鈴木さん   
   小比企町の鈴木さん   
大根
水菜
青梗菜
ミニレタス
ほうれん草
春菊


ほうれん草


 アクが少ないので、サラダほうれん草ではありませんが、サラダでも食べられるほうれん草です。ぼつぼつと冬野菜も出始めました。ほうれん草と聞けば栄養価の高い野菜というイメージが湧きます。これから冬にかけてたっぷり食べたい野菜の一つです。霜にあたると甘みが増します、まだ出始めですので霜がのってません。若さを感じる味です。

 おひたしでもバター炒めでも、ほうれん草だけで、他のものを組み合わせなくとも美味しくいただけます。

 青梗菜


 アブラナ科なので黄色い可愛らしい花をつけます。くせがほとんどなく、しっかり定着した中国菜です。チキンコンソメやオイスターソースで味をつけて豚肉、しめじなどと炒めたり、ベーコン、海鮮のもと合わせたり、主に炒め料理に使います。火の通りがよいので、炒めすぎないことがコツです。変わったところでは、パスタにも合うので不思議です。文化の融合です。

 11月1週に始めました「おまかせ中華シリーズ」醤油、味噌、塩がありますが、これはなかなか使い勝手がいいので、青梗菜のようなものが手に入ったらお薦めです。炒めてこれで味をつければ本格?中華料理になります。

 青梗菜は、緑黄色野菜でビタミンやミネラルが豊富です。緑黄色野菜をたくさん食べている人はガンの発生が少ないと言われているそうです。緑黄色野菜に多く含まれているカロテノイドの作用が関係しているらしいのですが、真偽の程は私にはわかりかねます。

 ほうれん草やにんじんなどに多く含まれるカロテンやトマトのリコピンなどが代表的なもので、抗酸化作用があって活性酸素を消去して正常な細胞がガン化するのを未然に防いでくれると言われています。何はともあれ青みの野菜をたくさん食べることは悪いことではありません。

 

 19日の夕刊(朝日)を読んでましたら、アメリカウィスコンシン州で足の不自由な方の家で火事が発生、介助犬が義足と電話を運んできて、その人を助けたというのです。その後、介助犬は飼い猫を助けに再度家に入ったというのです。それきり戻らなかったという記事でした。

 介助犬は、あまり詳しいことは知りませんが、日本にはほとんどまだ、居ないのでしょうか。自らとっさに判断をして人を助け、猫まで助けようとしたその精神、自分の身をも省みず火の中に飛び込んでいく精神に感銘して忘れることが出来ません。指図通りやるだけでなく、判断能力が必要とされる高度な行動です。あなたに遠くから敬意を称します。

 もちろん犬の元々もっている能力にもよりますが、そうなるまで成長させた訓練士をはじめとする数々の方々のご努力によるところが、おおきいと思います。前に盲導犬が育つまでをテレビで放映されていたのを見たことがあります。子犬の頃は、愛情をたっぷり注ぐために、可愛がってくれる家庭に預けて、愛情に囲まれて過ごすのだそうです。

 その後、盲導犬としての訓練を始めるということでした。きっと介助犬も同じような経過で一人前になるのだと想像します。


 NHKに対して短波の国際放送で北朝鮮の拉致問題を重点的に扱うよう、総務省が命令を出すようにするとか、しないとか。これはとても恐い話です。放送の中身の問題云々ではなく、何を放送するか命令する怖さです。一度出てしまえば次ぐから次でしょう。何ならよくて、何なら悪いというけじめはきかなくなり、権力の言いなり放送局になるでしょう。

 NHKの国際放送に限って総務省は放送内容を命じることが出来る、そのかわり国から交付金をもらう仕組みになっているようです。こういうシステムになっていたとしても民主主義を守るために、そんなことをやったらだめだというプライドと勇気がNHKにあれば、問題はないのに。