やさい通信
2006年9月1日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
       小比企町の鈴木さん            
なす
ゴーヤ
青じそ
ししとう
葉しょうが
モロヘイヤ


ゴーヤ又はニラ


 収穫量によりましては、ニラに変更になります。今年は暑い盛りに1度も入れられませんでした。1度はあの苦い味を味わいたくて何とか用意いたしますが、ニラになるかもしれません。

 あの独特の苦みから、苦瓜(ニガウリ)等とも呼ばれます。昔は沖縄に行くと食べていましたが、最近ではこちら方面でも栽培されるようになりました。ほろ苦い味は最初は抵抗がありましたが、慣れるとやみつきです。口の中をさっぱりさせ、食が進むので暑い夏の栄養補給に欠かせない野菜です。炒め物にして食べるのが一般的です。

 ゴーヤには、インシュリン類似物質(ペプチドP)が豊富に含まれ、血糖値の調節に役立つことが最近の研究でわかってきているそうです。植物インシュリン(p-インシュリン)という呼ばれ方をしています。苦味成分のモモルデシンは、血糖値や血圧を下げる作用、食欲を増進する働きや整腸作用があるようです。

 ゴーヤの種の中に多く含まれる、共役リノール酸という成分は、脂肪燃焼を促す働きがあり、ダイエット効果があると言われています。コレステロールや中性脂肪などの血中脂肪の低下に効果的な水溶性食物繊維も豊富です。又ゴーヤに含まれるビタミンCはキャベツの2倍で、加熱によってもほとんど壊れないのが特徴です。

 何か良いこと尽くめような野菜ですが、いくら良くても、大量に同じものを食べれば良いというわけではありません。程々ですね。

葉しょうが


 葉をつけたまま出荷されるので葉しょうがです。夏の終わりに疲れた体を癒します。お昼に味噌をつけて食べますと、夕方まで胸の中が温かい感じです。口の中にもしょうがの香りと味が残ります。気持ちを落ち着かせてくれる野菜です。以前テレビで見ました。相変わらず何の番組でしたかわかりません。

 ヨーロッパ、イギリスでしたか、回転寿司が人気で、無料で食べられる「ガリ」が寿司ジンジャーと言って喜ばれているという話でした。スーパーで「ガリ」を売っている所も映してました。葉しょうが甘酢に浸け置けばガリになります。

 漢方では「しょうがは百邪を防御する」と言われているそうです。古くから生薬として利用されている野菜です。健胃、嘔吐、せき、むかつきに効果があるとされています。しょうがの辛みは、食欲増進や殺菌作用があります。

 中華料理に油にしょうがを入れるのは、しょうがの酸化防止の働きを生かすためです。香りをだすだけでなく、油の酸化を防ぐ役割もあるのです。

 又、魚やレバーなどの臭い消し作用もあります。。抗菌作用もあり、魚などによる食中毒を予防する役目もあると言われています。体の中まで活き活きさせてくれます。味噌をつけてカリカリ、ポリポリ茎を持ってお召し上がりください。それが一番です。



 天文学のことはわかりませんが、冥王星が太陽系の惑星から外されることが、投票で決まったそうです。投票で決まったというのが何とも科学者会議に似つかわしい???決まりかたです。

 ニュース番組で間もなく決まりますと、待ち続けて1時間以上。間もなくというのは、10分以内くらいのことを普通言いませんか、結局、間もなくとテロップが出ていたニュース番組の放映範囲では決まらなくて、違うニュース番組を梯子して知りました。まもなくの定義まで変えたのでしょうか。