やさい通信
2006年6月30日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
   小比企町の鈴木さん    
     館町の田中さん       
ニラ
大根
ミニトマト
ズッキーニ
さやいんげん
きゅうり
又はナス
ズッキーニ

 ズッキーニは、かぼちゃの仲間です。かぼちゃは完熟した実を食べますが、ズッキーニは未熟な実を食べます。味は淡白でほのかな甘味があってナスのような食感です。フランス料理やイタリア料理のソテーやマリネ、煮込み料理などによく使われます。夏野菜の煮込みで知られているラタトウユには欠かせない食材です。

 油と相性のよい食材です。油で炒めたり揚げたりすることで、香りが出て美味しくなります。煮込み料理にする場合でも、先に軽く油で炒めてから煮込みます。油で炒めることで、ズッキーニに多く含まれるカロチンの吸収率が上がり、体の免疫を強化する効果があります。又、体に溜まった余分な水分を排泄してくれるので、むくみ解消にも役立ちます。
 ズッキーニが豊作です。なすやピーマンの収穫は例年より遅れています。

きゅうり

 きゅうりが出盛りでどんどん大きくなっています。単品できゅうりをご注文の方にはナスを入れています。きゅうりは、主成分の90%以上が水分ですが、ビタミンA・B群・Cや、カルシウム・カリウム・鉄などのミネラル、食物繊維をバランス良く含んでいます。

 またきゅうりには、カリウムが豊富に含まれており、むくみを改善する効果や利尿を促す作用、体内に蓄積されたナトリウム(塩分)の排泄を促す働きもあります。
さやいんげん

 原産地は中南米といわれ、コロンブスの新大陸発見によってヨーロッパに伝えられたとされる野菜です。日本へは江戸時代に隠元禅師によって伝えられたことからこの名がついたといわれています。
 日本に伝わった当時は、さやの中の豆だけを食べていたようです。現在のようなさやごと食べるさやいんげんは、幕末に伝わった品種が分化したものと言われています。

 食卓に彩りを添えて、食欲を高めてくれる、さやいんげんには、カロテン、ビタミンBIなどのビタミン類やたんぱく質、食物繊維など多種の栄養素が幅広く含まれています。低カロリーでヘルシーな緑黄色野菜です。
 さっとゆでておひたしにすれば、すぐに食べられます。かき揚げや煮物、炒め物、和え物と幅広く利用できます。


 アメリカ産牛肉の輸入再開が合意されたようです。アメリカ産牛肉の安全性が確立されていないのに、どうして急ぐのでしょうか。もともとアメリカでは検査がきちん確立されてないのです。国民の健康は最優先されないのでしょうか。その上、何度も書いていますが豚や鶏などに肉骨粉を与えることは禁止されてないのですから、鶏糞に混ざった肉骨粉を牛が食べる恐れがあるのです。

 今回、特定危険部位の背骨が混入していたとして輸入禁止になりました。混ざってなければ安全かというと決してそうではないのです。牛を取り巻く環境そのものに安全性が保障されてないのです。

 今月B型肝炎とC型肝炎の感染が国に責任があるという判決が、それぞれに出ました。B型肝炎は注射針を使い回しして行った集団予防接種が原因。C型肝炎は血液製剤フィブリノゲンを投与されて感染。

 どちらも、もしかして我が身だったかもしれません。いつだか使用していた産婦人科の名前が公表されていましたが、それを見たとき自分が出産した病院の名を見つけました。当時、フィブリノゲンという名前は知りませんでしたが、一緒の部屋で入院していた人が、出血が多く私とは違った薬を使っていたことを思い出しました。何故そのことを覚えていますかと言いますと、その薬について、その人と話をしたのです。何も知らないのですから意味はありませんただの会話でした。

 もしかしてたった一度、会ったあの方が被害に遭われてはいないか、心配でなりません。顔も覚えていませんが、人ごととは思えないのです。集団接種にしてもそうです。たまたま自分は感染しなかったというだけです。

 何度も同じ事の繰り返しです、安全性は国を信じては守られないのです。BSEも国が許可したって安全ではないのです。肉そのものを食べるときは避けられても加工食品や外食に使われたのはわかりません。政治取引の前に国民の安全は考慮されてないのです。