やさい通信
2006年6月23日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
   小比企町の鈴木さん    
     館町の田中さん       
大根
ミニトマト
サニーレタス
ブロッコリー
インゲン
きゅうり

きゅうり


 きゅりが豊作です。単品もありますし、両方とっていらっしゃる方はすいません。きゅうりづくしになってしまいます。生で1本味噌つけて丸かじりなどお薦めです。又、きゅうりは生食ばかりと思われがちですが、炒めたり煮たりする料理もありますのでお楽しみください。きゅうりの歯ごたえが残るよう強火で手早く過熱することがポイントです。

 きゅうりと言えばぬか漬けです。ぬかには、ビタミンB1が多く含まれています。ぬか漬けすることにより、ビタミンB1がきゅうりの方に浸透し栄養価があがります。暑さで疲れた体にビタミンB1が効きます。その他、和え物、サラダ、酢の物と毎食、食卓を飾ってください。夏が旬の野菜です。

 きゅうりには、利尿効果のあるイソクエルシトリンという成分が含まれており、むくみをとる作用があると言われています。やったことはありませんが、きゅうりパックと言ってきゅうりの薄切りを顔にのせるパックがありますが、そんなのに使うのにも薬がかかってないものが安心です。

ブロッコリー


 ブロッコリーはキャベツの変種です。ビタミンCをレモンの2倍、じゃがいもの7倍も含み、1日に100g食べると1日の摂取量が取れます。カロチン、ビタミンB2、カリウム、カルシウムが豊富ですし、食物繊維も多いので、血糖値を正常に保つ効果があるといわれています。又、ビタミンCには美肌効果もあります。
 日持ちがしないので、出来るだけ今日のうちに利用された方が良いかと思います。

 最近はサプリメントブームでビタミン剤などを飲む方が増えています。簡単に売っていますのを横目で身ながら、きちんと食事で摂ればいいのにと思っています。体に栄養素は必要です。ビタミンも。しかし特定のビタミン類などを毎日、大量にとり続けることは反対に大丈夫なのかと思ってしまいます。、

 栄養素は単体で意味がありますが、他の栄養素や体の中のものなどと協力関係にあります。 ひとつのものだけをたくさんとると、バランスが崩れます。医者から必要で摂取を進められた以外は、ビタミン剤などを習慣化して摂るのは、望ましくないような気がします。

 健康や美容を考えますなら食事をきちんと摂ることが優先です。サプリメントで凝縮されたビタミンなどを摂っていれば安心ではありません。ブロッコリーにはビタミンC、K、葉酸など微量ながら必要なビタミンが各種含まれています。いろいろな食べ物を食べることが大事です。

ミニトマト


 きゅうりもとまとも単品であります。ダブルで入っているので気が引けます。ミニトマトは一口サイズのとまとです。お食事会をした代官山マルのサラダには二つ割りしたミニトマトが飾ってありました。



 蚊が気になる季節になりました。若い人たちの間では、子どもを公園で遊ばせる時、虫よけ剤を塗るのが当たり前のようですが、ちょっと待ってください。その虫よけ剤も食べ物と同じように気を遣っていますか。週間金曜日を読んでましたら「虫よけ ぬるスキンブロック」のことが書いてありました。有効成分はディートというもので、元はアメリカ軍が兵隊を蚊から守るために開発した薬剤だとありました。

 兵士に健康被害が出て、原因がディートではないか実験が行われ、感覚運動機能の異常、神経伝達系への影響、大脳皮質や小脳の神経細胞死などが観察され、結果が2001年に公開されたそうです。日本の厚生省はその実験をしたデューク大学の実験方法に不備があるとして、六ヶ月未満の乳幼児には使用しないこことしてディートの使用を禁止しなかったそうです。

 読んで驚きました。疑がわしきは使用せずが安全性への基本です。安全より製薬会社の方を向いているのです。精製水とアンチモスキートで立派な蚊避け剤ができますし、又精油をブレンドしてある蚊の忌避剤アロマオイルむしでも蚊よけが出来ます。