やさい通信
2006年5月19日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
   小比企町の鈴木さん    
     館町の田中さん       
春菊
水菜
ほうれん草
サラダからし菜
きぬさや
わけぎ


きぬさや


 えんどう豆のなかで、さやごと食べるのが、きぬさやです。きぬさやは他の豆類に比べビタミン類がとても豊富なのが特徴です。特にビタミンCを多く含んでいます。カロチンも豊富でビタミンCとあわせて、美肌効果が期待できます。

 筋を取り除いて使います。煮物、炒め物、汁の実など、幅広く利用できます。火の通りが早いので、食感と淡い緑色を残すよう、短時間で手早く調理するのがポイントです。油で手早くいためるとカロチンの吸収が高まります。ゆでる場合は風味が落ちないよう、少し堅めに仕上げるのがコツです。ゆですぎは禁物です。

 両親と暮らしていた頃、庭の塀に添わせてきぬさやを母が作っていました。ダシを取りながら、庭できぬさやを摘んでみそ汁の具にしていました。きぬさやの思い出です。

わけぎ

 わけぎは、春には根が球状化し、初夏には地上部が枯れて、球根を分けるようになります。葉先が枯れているのが目立つようになりましたので、先を切っての出荷です。畑での摂理です。おいて置いて古くなったものではありません。酢味噌あえやネギのように薬味にします。ねぎのような辛みはほとんどありませんので、サラダにも利用できます。

 わけぎは、ねぎとたまねぎの雑種で関西以西で主に栽培されます。ねぎと違って種をつくらず、地下の球(鱗茎)で増えます。カルシウム、鉄などのミネラルやビタミンA、B1、B2、Cなどが豊富に含まれています。

ほうれん草


 春のほうれん草ですので、あの霜にあたった冬のほうれん草のような甘みはありません。爽やかに伸びきった清々しさが漂っています。生でかじりたくなるような感じです。色も春色で、冬のような深みのある緑ではなく、浅い緑色をしています。

サラダからし菜


 何度かセットしています。お馴染みになっていただけましたでしょうか。赤じそのような色合いで、初めは驚きました。いろいろな野菜があるものです。サラダに散らしたりすると艶やかなサラダを演出できます。今日は水菜と合わせられるようにしました。



 寝る前の音楽に最近は、戸坂純子さん(やさい畑会員さん)のジャズを聴くことが多いのですが、モーツアルト誕生250年ですとかといって、ブームになっていますので、何となくかけたりしました。ピアノの演奏のが気に入って繰り返しかけています。寝る前には澄んだ気持ちでいたいですよね。

 お腹をホットパックで暖めているので、仰向けで眠りにつきます。耳に澄んだ音楽、手に本、お腹と背中にホットパックという出で立ちで眠りの世界へ入っていくのが日課です。ホットパックは健康診断で私の腎臓の数値がよくないという話を知り合いに、たまたましましたら、お米が中に入っているホットパックを何種類か作ってくださいました。

 布団生地を四角や長四角や細長に裁断して、中にお米をゆるくつめて縫い合わせたもので、使う前に電子レンジで温めます。暖めますと使い始めの頃はお米のいい匂いがします。これは何よりも気持ちがよくて、夜中にトイレタイムを取らなくても朝まで布団の中にいられる効果があります。夢にも気づかず熟睡です。

 朝、気がつきますと電気がつけ放しということが、多々あります。意識はないのに本はきちんと読みかけの所を開いたまま逆さに置かれています。このことは自分でも不思議に感じています。まったく置いた記憶がないのですから。