やさい通信
2006年3月24日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
   小比企町の鈴木さん    
     館町の田中さん       
ねぎ
水菜
キャベツ
紅菜苔(コウツァイタイ)
春菊
赤ほうれん草リーフ


紅菜苔


 中国菜の一種です。コウサイタイと言ってください。表題にはツァイとちょっと気取って書いてしまいました。葉は緑で、茎や葉柄、葉脈が赤紫になります。冬から早春の野菜です。端境期に春を告げる野菜です。つぼみや花の咲き始めの葉茎を収穫するので黄色い花が混じります。菜苔とは、菜の花と同様に、とう立ちした油菜(アブラナ)の茎と蕾、若葉を食べる野菜の意味です。

 寒いときの方が赤みは増します。加熱しますと暗緑色になります。お浸し、炒め物、ごま和え、みそあえ、漬け物、天ぷら等々にお使いください。ゆでてマヨネーズをつけて食べてもおいしいです。茹でると紫の色が出るので汁ものには合いません。

 軽くゆがいて、食べやすい大きさに切り、かたく絞り、めんつゆに4〜5時間漬け込んで食べてもおいしいかと思います。漬け込む時間はお好みで長く漬け込まなくともいいかと思います。

赤ほうれん草リーフ


 今まで入れてきました赤ほうれん草は、普通のほうれん草のように根ごと収穫するものでしたが、今回のはリーフです。サラダ系統の野菜が豊富な時代になりました。朝はパン食でレタスとトマトが1年中ないとだめと言っていた人たちもサラダに対する考えが変わりそうです。

 生産者も時流に遅れないように情報アンテナを伸ばしておく必要があります。

戸坂純子さんのジャズ


 戸坂純子さんのジャズを聴きました。心が澄んでくるような声です。何故か私は低音が聞き取れないそうで、本来の音で聴いているのか不安ですが、元々聞き取れないわけですから、今聴いている音が私には全てで、美しいと感じます。しかしながら色々ありまして音楽に対して食わず嫌いの所があるのです。そんな私ですが、ありのままで聴かせていただきました。

 春の淡い風景の中に佇んでいるような気持ちになります。明るい日差しはあっても花曇りの空、木々の新芽はまだ隠れていますが、若葉を内蔵しています。白に近いピンクの小花が咲き乱れているそんな情景が見えるのです。

 何かの縁だと思います。皆様関心を持っていただけましたら是非CDをお聞きください。何かの雑誌で取り上げられたとご本人よりメールが入りました。低音を感じ取ることが出来ない私がうっとりします。研ぎ澄まされた耳を持つ専門家が評価しないはずがありません。親戚の人が誉められているようで嬉しい気持ちで一杯です。購入の仕方が分からなかったら「やさい畑」に連絡ください。

 

 厚木基地の空母艦載機を岩国基地へ移す計画を巡る岩国市の住民投票は、投票総数の90%近くの人が反対を表明しました。民意を聞くという意味では住民投票に優るものはないと思います。住民投票ってやはりすごいと思います。法的権限がないといわれますが、一人一人の意思表示が、思惑通りに行かないと権限がないと突っぱねるのでしょうか。住民の意向が無視されるような政府の発言が続いています。自治体の首長さんは意志に従いたいと言っています。

 いろいろな意味で直接的な意見が反映されてこそ民主主義だと思います。