本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
小比企町の鈴木さん | 館町の田中さん | 館町の田中さん |
大根又はサラダからし菜
春菊
ミニレタス |
万能ねぎ
赤ほうれん草 | ごぼう |
大根
収量の最期の大根です。小さな小さな大根です。収穫が終わりますと畑は春野菜の準備に入ります。畑丸ごと最後まで食べていただけることに感謝です。市場では投げ捨てられる大根(味に違いはありませんのに)が、立派にお役に立てます。価値が、大きさだけにあるのではないことを分かっていただけるのが嬉しく思います。
状況によっては、サラダからし菜に変更になります。
冷凍野菜
お総菜のクック高倉さんと鈴木さんの畑に出かけました。鈴木さんの話を聞き、土を手に取り感触を楽しんでおられた高倉さんを見て、とても信頼できる方だと感じました。高倉さんの総菜はいつも安心して食べていましたが、生産現場に足を運んで生産者と話をして、畑を見て野菜を選ぶ審美眼にプロを感じました。
高倉さんに初めてお会いした時、あまり自分のしていることをアッピールなさらないので、この人本当に真剣かな?と感じたことを覚えています。不言実行の人なのでしょうか、今ではクックたかくらの総菜は私にとってはなくてはならないのもの一つになりました。
今日も昨日のおでん(吉開のおでんセットと由木さんの卵、浜関根の昆布)の残りとほうれん草(田中さん)のバター(よつばの無塩バター)ソテーとしじみ(宍道湖)のみそ汁(桜中蔵出し味噌)、クックたかくらのフルーツグラタンをお昼に食べました。変な組み合わせとお思いですか。多分ね。自分でも変だと思います。フルーツグラタンをご飯に変えれば収まった感じです。豆サラダもよく食べますが、今日はどうしてもフルーツグラタンが食べたくて食べました。
フルーツグラタンって食事と言うよりデザートです。大体一人で食べるものではない気がします。クレープが四等分に畳んであってその上にフルーツがのっていて甘いソースをかけて食べるようになっています。価格的にも4人で分けて食べるものです。時に贅沢したくなる時ってありませんか。絶対に一人で食べると決心して、満足でした。
クック高倉さんの仕事は、家内工業的な規模のものですが、何人か働きに来ていらっしゃるようです。その方々が野菜に包丁を入れると皆、家で使っている野菜と切ったときの感触、香りが違うとおっしゃるそうです。その野菜が有機野菜だとか無農薬だとか説明しなくとも包丁を入れると違いを感じるというのですからすごい話です。
香りの違いはよく言われます。味も言われます。甘みがあることも言われます。包丁の感触が違うと言われたのは初めてです。ご承知のことと存じますが3月から冷凍野菜を少し注文書に入れています。キンピラごぼう用に切ったごぼうとにんじん、餃子の具、チャーハンの具、みそ汁の実などです。
スーパー等では以前から里芋の皮のむいたのやインゲンなど冷凍野菜が並んでいました。里芋などあまりに形が同じなので大きいのを揃えて小さくしているに違いないと思って眺めていました。忙しいとき、後一品欲しいとき、手を切ったとき、何でもないが使いたいとき・・・・囚われずに利用してみてください。
鈴木さんの野菜をそんな風にも使えたらと考えて高倉さんを案内しました。野菜は新鮮取りたてが一番良いに決まっています。それが売り物の「やさい畑」が冷凍野菜?と思われるかも知れませんが、これも新鮮野菜の一つの利用方法です。形の良くない野菜、伸びすぎた葉もの、今日のような小さな野菜、充分野菜なのに破棄しなければならない野菜を利用できるということです。
それに野菜をやはりたくさん召し上がっていただきたいという思いからです。泥付きごぼうを調理するのには、今日は時間的に無理だ、冷凍野菜を使おうと思ったとき、その冷凍も鈴木さんのだったら安心です。
地元の取れ取れ野菜はコンセプトです。変わり様もありません。中心に取れ取れ野菜があって、取れ取れを冷凍した野菜もあるそんな思いです。開発に向かっています。よろしくお願いします。