やさい通信
2006年2月3日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 


本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
   小比企町の鈴木さん    
    館町の田中さん      
春菊
小松菜
ターサイ
ミニレタス
大根
赤ほうれん草


ターサイ


  先週ターサイを予定していましたが、雪でターサイが収穫出来なくなり急きょ青梗菜に変更しましたので、今週あらためましてターサイを組みました。寒くなると地面を這うように葉を広げて育つターサイはすっかり雪の下に埋もれてしまいました。青梗菜も寒さで丈があまり伸びていませんでした。
 
 早くから天気予報は雪を予報していましたが、やはり雪が降ると慌ててしまいます。セット野菜の利点でAが駄目ならBがあると入れ替えられるので生産者共々助かります。

 先週の青梗菜はボリュウムが少なかったので白菜と一緒に牛乳スープにしました。体が芯から温まります。ターサイもミルク煮やスープにとても合います。緑黄色野菜なのでカロチン、ビタミンCが豊富です。

 赤ほうれん草


 サラダで食べられるほうれん草です。おひたしにしても美味しいです。お好みでお楽しみください。

小松菜


 東京で自給できる野菜です。東京の味です。福島の信夫菜、新潟県の大崎菜、関西方面の若菜、黒菜などは小松菜と同じ品種です。関東地方では正月の雑煮になくてはならないのもです。正月に使う小松菜を特別に正月菜と呼んだりもします。栄養価が高くアクがないのが特徴です。下ゆでしないで使えますので便利です。

 煮物や炒め物なら4〜5センチ、和え物なら3〜4センチの長さに揃えて調理すると食べやすいかと思います。歯触り良く仕上げるのがコツです。

 私は小松菜の青みの色が残るみそ汁が大好物で、最期に食べたいものはと聞かれれば、小松菜のみそ汁と答えるでしょう。くたくたに煮て小松菜の葉が茶色に変わったものでは駄目です。小松菜の香りが漂ってくる青色をした小松菜だけが入っているものです。塗りの椀に入ったみそ汁を最期の食事に出来れば幸せです。

 実は小松菜のみそ汁の他にも好物はたくさんあるのですが、1つ述べよと言われれば、フルーツサンドです。生クリームの美味しいのと原さんのりんごが入っているフルーツサンドがあれば幸せです。それにレモンをきかせた紅茶があれば最高の幸せです。

 でも最期に食べるのは小松菜のみそ汁です。前にも書きましたが、知人が63才という若さで昨年亡くなってから死というものが近くにきました。だれでもに訪れる死を自分にも起きるものだと感じるようになり、人との繋がりに深い深い感謝の気持ちを強く持つようになりました。父の死では感じなかった思いです。



 アメリカからの牛肉に危険部位が見つかり、輸入がストップになりました。消費者が心配したとおり、アメリカの検査体制や安全性はずさんでした。