やさい通信
2006年1月13日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
   小比企町の鈴木さん    
    館町の田中さん      
ごぼう
キャベツ
サラダからし菜
里芋
白菜


サダラからし菜


 生でサラダで食べます。葉が奇麗な縮れ具合の野菜です。
 我が家では昨年からありましたサラダ系の野菜をサッと生っぽく炒めてラーメンの具にして食べました。冷蔵庫にいつまでも皿盛りのまま残っていたので、ラーメンにのせてしまいました。中嶋さんのハムと卵と合わせてのせて見栄えのいいラーメンになりました。グリーンがきれいでした。

 犬年


 三が日過ぎからは、暮れから余っているものやおせち料理の残りの整理です。最後におせちセットに入っていた羊羹を私が三切れ(弁解するわけではありませんが、一切れが小さく、甘みも少ない)食べ完了しました。甘い羊羹ですと三切れは無理です。勿体ないと余っているものを余分に食べるのはよくないと言われていますが、捨てるのだったら胃袋に入れます。透明感のある赤色で真ん中に白で犬の絵がある羊羹でした。犬年です。

 バスに乗り合わせました子どもが、十二支を諳んじていました。幼い子でまだ学校へ行く年になってない様に見えました。一緒に座っていたおばあさまが教えたのだと推測出来ました。何度も何度も繰り返して大きな声でハキハキと言ってました。公共の場での大きな声は時として、はた迷惑にもなりますが、その時は乗客全員が固唾をのんで、聞き惚れていた様な気がしました。一切の音、運転音さえ消え、その子の十二支を諳んじる声だけが存在の全てのようにバスの中に響いていました。停留所から停留所までのほんの一瞬の出来事でした。

 2日に少しお湿りがありましたが、八王子の畑は水分が なくカラカラです。新潟方面では豪雪で大変なことになっています。とまとジュースの里、津南では4メートル近い積雪だそうです。年末からそうでしたが、雪の関係で三陸の魚やよつ葉製品など荷が遅れて入ってきます上、正月休みで生産が間に合わないのもあり、品揃えに大わらわの状態です。

 ご迷惑おかけしないように必死ですが、それでも欠品やら遅配やら出てしまっています。地産地消がいいと申しましても全品地元でまかなえません。荷が到着するまでハラハラし通しです。

 豪雪地帯で屋根の雪下ろしをしていた高齢の方が亡くなったという報道を聞きますと、なぜ自治体や国がこういう時こそ、サポートしないのか怒っています。こういう時に素早い対応があってこそ安心が確保出来る街といえます。

 私の亡き父のふる里は福井県の奥深い地です。さぞかし、この雪に難儀していることでしょう。若かった従兄弟も定年をとっくに過ぎています。遅れて届いた年賀状を見て、今年ほど安堵した年はありませんでした。気が付けば村の名前が変わっています。歴史在る名前が消えるだけでなく、地域のコミュニケーションまで変わってしまう寂しさを感じます。市町村合併は人々に幸福と安全を約束してくれるのでしょうか。弱者切り捨ての一環の様な気がしてなりません。



 年明けは何かいいことありましたか。私は今回も宝くじに300円×2=600円当たりました。ホッホッホ・・・宝くじを買うとき「当たりますように」って言ってくれるあの優しい言葉に魅惑されています。みんなに言っているのでしょうが、私だけに言ってくれているような錯覚に陥ってワクワクします。単純思考回路です。

 お節(おせち)、お節句、 節分、節の字に込められた思いを感じます。国語研究家ではないので違うかもしれませんが、感謝が込められた言葉の様な気がします。食べ物に感謝したり、年が過ぎたことや子どもの成長に感謝する節目に節の字があります。形だけの行事が受け継がれている部分もありますが、節目を祝うことは感謝をすることだと思います。

 今年も美味しいお野菜を皆様に召し上がっていただけるように感謝を込めて「やさい通信」とお野菜お届け致します。