やさい通信
2005年11月4日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
   小比企町の鈴木さん    
    館町の田中さん      
大根
水菜
ターサイ
ミニレタス
里芋
わけぎ


ターサイ


  真冬のターサイの様に花が開いたようになっていません。小松菜のように立っています。まだ若いターサイです。気候もまだ暖かさが残るので上に向かって伸びています。繊維質が少ない野菜です。中国菜といっても炒め物、スープ、鍋物、ミルク煮、和え物など幅広く使えます。カロチンやビタミンCが豊富です。

水菜


 すっかりサラダ野菜として根付きました。シャキシャキとした歯触りが美味しい野菜です。淡いグリーンが食卓を彩ってくれます。ミニレタスや大根と合わせても美味しいサラダになります。

 最近聞きましたが、味噌マヨネーズというものが若者を中心に流行ってるようです。マヨネーズに味噌を少し加えて作るらしいのですが、配分分量などはわかりません。味噌をたくさん入れれば辛みが強くなりそうです。大根をステック状に切って味噌マヨネーズをつけて食べると美味しいというのです。

 美味しそうですが、素材の味を生かすにはオリーブオイルの薄味シンプルドレッシングがいいかと思います。気分直しをしたいときは味噌マヨネーズで濃厚にと使い分けられます。

わけぎ


 わけぎは、漢字で書くと分葱と書きます。ねぎとたまねぎの雑種です。緑黄色野菜の一つです。根元が多くの株に別れたねぎの意味で分け葱=わけぎというそうです。ねぎと違って種をつくらず、地下の球で増えます。
 ねぎと比べて刺激臭や辛みが少ない野菜です。独特の香りと甘みがあり、βカロチン、ビタミンCなどの栄養素を豊富に含んでいます。

 酢味噌合えや薬味などで食べます。



 日消連の出している「消費者レポート」を読んでましたら、アメリカのジャーナリストがアメリカ牛肉のBSEの危険性について講演した記事が載っていました。山浦康明さんの記事です。

 アメリカでは危険とされる肉骨粉や牛由来の油脂を家畜の餌として与えることを全面禁止にしてないと書いてあります。「牛など反すう動物由来の肉骨粉が含まれていた餌は牛に与えてはならない」という表示を餌の袋などに記載することが義務付けられただけで、豚や鶏の餌として製造され流通しているそうです。鶏糞が牛の餌として認められており、鶏糞の中には肉骨粉が3割りも含まれているということです。

 子牛の代用乳などの飼料は肉骨粉規制の例外だそうで、BSE感染タンパク質が含まれてないと言い切れないとあります。検査そのものもいい加減で、検査結果は公表してないようです。2頭目のBSEは内部告発で発覚したことは、周知の事実ですが、うがった見方をしますと、実際はBSE感染牛がもっといたとしても闇に葬られて数として出てこなかったのではと思ってしまいます。

 2頭しか出てない事の方が不思議でしたが、その記事を読んで納得しました。命より経済性を優先しているアメリカのBSE対策を承知で輸入再開の結論を出したのでしょうか。将来何があっても結論を出した人の責任は問われません。BSEに感染した人だけが背負わなければならないのです。政府を信じて暮らしている人を裏切る行為です。輸入をするのなら日本の全頭検査に合わせたものしか受け入れないという態度をとることが国民の命を大事にすることだと思います。国の政策の取引材料として扱ってしまってよいのでしょうか。