事務所に住んでいた犬のハルが死んだのは9月28日、もう2週間以上立ちます。「やさい通信」の先々週号でハルの死を書いたことで、いろいろな方からお悔やみをいただきました。そのお気持ちがありがたく又、泣きそうになりました。ペットは家族と一緒と言いますが、いつでも慕ってくれ、そこに居るだけで癒される存在です。
朝、事務所のドアを開けると走って出迎えてくれたハルは宇宙の中に意識の存在を残し、肉体を失いました。朝の喪失感はたまりません。肉体は無いけれど、まだハルの魂は事務所に居ると何人もの職員が言います。ハルの鳴き声が聞こえるという人もいますし、一瞬ハルのにおいがしたという人もいます。ハルはいつもの所に寝ているという人もいます。私は何度かハルの足音を聞きました。嘘ではない本当の話です。信じられますか。気のせいと思われますか。
感じたままを意識したままを受け入れています。あえて気のせいとも幻覚とも位置づけずに、あるがままを認め否定しません。存在していた無償の信頼感は、肉体の喪失と共に瞬時に消えるものではないことだけは真実だと思います。
灰の洗剤
小比企町の伊東さんから灰の洗剤の使い方について「おたより」いただきました。水洗いをしても取れなかったネコのオシッコのついたものを灰の洗剤で洗ったら、きれいに臭いがとれたというお知らせです。ネコを6匹飼っているお母様に差し上げて使って貰っていただいたそうです。
6匹のうち4匹を部屋で飼っているそうです。お世話やエサやりだけでも大変そうですね。臭いがついて使用できない羽毛布団が3枚あって、試しに灰の洗剤で洗ったら、においが取れたのでお母様はより大きなサイズの洗剤をお望みだということです。
灰の洗剤は食器洗いにも使えます。最初使ったとき、泡が出ないので、なんだか物足りなくて、これで落ちるのというような使い心地でしたが、食器の油汚れなどもきれいになります。水みたいな存在なので気をつけないとたくさん使い過ぎてしまうことです。
私は、水で薄めた灰の洗剤をスプレー容器に入れて、いつでも使える状態にしています。洋服に食べ物のシミを付けたとき、すぐに、それをスプレーして生地をたたきます。頑固に付いたものも2〜3回スプレーしてふき取るようにたたくときれいになります。そのまま乾かせばいいので、着たままできますし、水で濯がなくてもいいのでとても便利です。掃除にも使えます。使った後、水拭きしなくてもいいので、気が向いたときシューと拭いています。常備しておくと役に立つ洗剤です。