やさい通信
2005年8月18日(木)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
    小比企町の鈴木さん     
    館町の田中さん      
ねぎ
枝豆
とまと
モロヘイヤ
なす
ピーマン


枝豆


 夏休みのためご迷惑おかけいたしました。変則曜日の配送です。

 枝豆の第二段です。先のは収穫が終わり第二段用に作付けしたものです。いつも塩ゆでで食べるので、何か違う風に食べてみようと思っても、やはり枝豆は塩ゆでして食べてしまいます。枝豆の塩ゆでは、夏の風物の一つだと思っていましたら、冷凍物があって1年中あるのですね。何と言っても旬が一番です。レストランから野菜の引き合いが来ていると前に書きましたが、そこの方がおっしゃるには、最近は旬の意味をはき違える人が多いということです。

 旬の意味を美味しいと思っている人が多いそうです。エッーって思いますが、そういう実体らしいです。旬のものは美味しいに違いないのですが、意味は違います。季節の出盛りの野菜や魚などを指して旬と言います。旬の文字は残っても意味が違うものに変わってしまうのは寂しい気がします。旬を大事にした生き方を続けていきたいと思います。

 枝豆の美味しい茹で方は、さやの両端をはさみで切り、塩もみして熱湯に入れてゆで、ゆで上がったら余熱での茹ですぎを防ぐためうちわで扇いで冷まします。塩の濃度は4%が一番おいしいと去年でしたか、テレビでやってたのを偶然見ました。

  確かさやを切ったあと塩もみする塩も合わせて4%だったと思います。塩もみした塩を洗い流さずにそのまま入れます。かなり大量の塩を使います。茹で時間は3〜5分程度、甘みが出て美味しくなりまります。

 枝豆は大豆の未熟豆です。大豆には含まれていないビタミンAやみかんに匹敵するほどのビタミンCを含んでいます。タンパク質に含まれるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれます。ビールのつまみに合うのはそんなところからです。

とまと


 とまとには喉の乾きを癒す働きがあります。夏にとまとが食べたくなるのは、体が自然にとまとを欲するのかもしれません。とまとの持つ酸味が胃液の分泌を促し消化を助け、胃を丈夫にします。とまとは胃壁に食物が付着するのを防ぎ、血管を丈夫にするルチンなども含まれており成人病の予防食として優れています。

 お酒を飲み過ぎて胃がむかつくときはとまとを生で食べるのが一番です。塩分の少ないとまとジュースでも効果があります。

 美味しいとまとは、その素材の美味しさで食べられます。何もつけないで生食すると美味しさがわかります。甘みが強い品種もありますが、甘みが強いだけでなく、酸味が合わさってとまとの味が引き出されます。



 郵政の民営化が参議院で否決され衆議院が解散されました。市民の関心事は年金問題です。年金未納国会議員がたくさん発表され、そのわかりにくさが証明され、年金の一本化が言われましたが、一向に論議も深まらないし、改革もすすみません。

 郵政が民営化されるとどんなメリットがあるのかもよくわかりません。最近では資料を送ったりするのに切手を貼ってポストに投函するということが殆どなくなりました。親切なヤマトのメール便で送ることが増えています。
道路公団も民営化されたのにどこが違ってきたのかさっぱりわかりません。それどころか談合、談合で逮捕者まで出ました。

 民営化民営化と叫ぶ首相と党議拘束を破って反対した勢力がどうなるのか、はたまた分裂自民に変わっ民主が政権を取るのか、中身よりそちらの方に論点がいってしまい市民生活は年金問題が抜け落ちて不安を重ねています。