やさい通信
2005年8月5日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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yasai@din.or.jp
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http://www.din.or.jp/~yasai/
本日の「私のやさい畑」は、下記の7品目です。
小比企町の鈴木さん
館町の田中さん
大葉
オクラ
ゴーヤ
ミニトマト
なす
ピーマン
ミニいんげん
オクラ
2000年前のエジプトで栽培されていた歴史ある野菜です。日本へは江戸時代末期に渡来しました。一般的になったのは近年のことです。おひたしがよく似合う野菜で、何故か古くから日本にある野菜のような気がします。独特の粘りはペクチンなどの繊維質によるものです。
ぬめりには整腸作用やコレステロールを減らす作用があります。ぬ めりは特にペクチンで血糖値の急上昇を抑える効果 もあり、糖尿病の予防にも役立ちます。糖分の吸収速度をゆるやかにするので、食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれます
。
そのほかオクラは栄養価の高い野菜で、カルシウム、鉄、カロチン(ビタミンA)、ビタミンCなども含まれています。
サラダ、煮物、炒め物、和え物、カレー、天ぷらと何にでも使える野菜です。
ミニいんげん
枝ごとお届け致します。枝から取ってお召し上がりください。
低カロリーでβカロテンやビタミンB群、食物繊維が豊富です。いんげんも由緒ある野菜で紀元前からメキシコで栽培されていたそうです。やはりおひたし、煮物、炒め物、和え物、天ぷらと幅広く使え夏の野菜です。
千人町の遠藤さんから「やっぱり恐いファーストフード」というコピーをいただきました。聞かれたことがあると思いますが、「スーパーサイズ・ミー」というアメリカ映画の紹介です。モーガン・スーパーロック監督が30日間毎食マクドナルドを残さず食べ続けるという人体実験の映画です。
詳しいことは知らなかったので、このコピーで想像以上の怖さがわかりました。驚きました。1日目は意気揚々と食べ、5日目から体重に変化が現れ、嘔吐、胸に圧迫感、肝機能低下の症状が現れ、21日目には医師より実験中止が伝えられましたが、30日間やり通したということです。
体重は11kgt増加、脂肪肝になり、心臓病のリスクが2倍、心不全を起こす確立も2倍になり、気分がさえず疲労感があって情緒不安定になり、食べるともっと欲しくなり、食べていない時はひどい頭痛がするというような中毒症状になり、心臓、肝臓、血液に重大なダメージを与えられるという結果をまねたそうです。
又、映画はアメリカのある問題の多い公立高校の食事改善に取り組む様子を紹介しているとあります。低脂肪、低糖分で合成着色料や保存料は一切使わず、缶詰や揚げ物はやめてすべて手作りの給食にして、キャンディやジュースの自動販売機を撤去して水だけにしたら子ども達が落ち着いて集中力が出てきて殻にこもらなくなったといものです。
食は命です。食べることによって体を壊しては何もなりません。食べることによって気分が良くなり幸せになるのがあたりまえです。ファーストフードは思ったより酷いものです。中毒症状になるというのが恐いと思いました。