やさい通信
2005年5月23日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
     小比企町の鈴木さん        館町の田中さん    
ねぎ
小松菜
レタス又はサニーレタス
かぶ
スナップエンドウ

スナップエンドウ


  先日の雹はすごかったですね。小石がパラパラと降ってきたようでした。たまたま自宅にいて外出しようとしていたやさきでした。時間を遅らせて出かけました。出窓を打つ音が異様なので驚いて外を見ました。いろんな所で被害が出たようです。波板の被害が多かったのでしょうか、どこも波板が売れ切れらしいです。

 レタスやきぬさや春菊など穴があいたり、茎が折れたり大災難でした。先週はそんなわけで春菊を予定していたのですが急きょトマトかミニトマトに変更してお届けいたしました。全く何があるかわからないのが世の中です。

 柔らかいレタスは一溜まりもありません、直撃でした。きぬさやは痛めつけられましたが、スナップエンドウはそれほどではありませんでした。強い野菜です。立って実をつけていくので直撃から逃れられたのかも知れません。心配した以上に生命力は強いのかもしれません。レタスも外葉を取れば何とかなりそうです。

 雹が、初めて見たような大きな雹が降って野菜が傷ついて、しまいました。選別は致しますが、穴があいたスナップエンドウなどが届きましてもご容赦いただきたくお願いいたします。鈴木さんの母親は、長いこと農家をやっていて、こんな大きな雹は見たことがないとおっしゃっていたそうです。

 レタス又はサニーレタス


 そんな訳で、レタス系統がダメージを受けましたので、レタスかサニーレタスかどちらかが収量に応じて届きます。傷んだ外葉を取ってお届けいたします。どちらも味がのって爽やかに美味しいです。サラダと言えばレタスを思い浮かべるくらいレタスは生サラダで食べることが多い野菜です。

 手でちぎって冷水につけパリッとさせて、水気を切って盛りつけます。今日の組み合わせのスナップエンドウと一緒にサラダにしますとグリーンサラダです。



 「国家の罠」外務省のラスプーチンと呼ばれてという副題がついた本を読んでいます。著者は外務省の佐藤優(新潮社発行)さんです。北方領土問題の解決と日露平和条約締結に向けてのいろいろな話は、初めて知ることも多く夢中で読み出しています。

 私は昔の職業のクセで必要な本を一気に斜め読みして内容をつかむという読み方をついしてしまいます。昔は、何冊も必要上読むので一冊を10分から15分くらいで読み次々読みます。よく速読法というのがありますが、それがどういうものか知りません。そなのものかなと思いつつ自分なりに必要上、そんな読み方ばかりするようになってしまいました。

 私の場合、本を読むより写真集を見る方が時間がかかります。山の写真や花の写真を見るのが好きで写真集はいつも何冊も枕元に置いています。

 昔、仕事の必要性で読んでばかりいて、小説や感動ものを読むのから遠ざかっていました。その時の夢は、ゆっくり本を読みたいでした。やっとゆっくり読めるようになったと思ったら、近くの文字が読みづらい目になって、つい本を取るのが億劫になってました。近くも見えるコンタクト、遠近両用コンタクトというそうですが、それにしてから、見るのが楽になりました。遠近両用コンタクトにして初めて買った本が、上記の本です。

 鈴木宗男さんのに関連する事件で逮捕された佐藤優さんの書いた本です。本を消耗品のように読むのを止めて、きちんと読書しています。歴史は語る人や、どの立場にいた人かで、同じことも違って表現されます。客観的事実に基づいていても、違います。それを肝に銘じながら読みましたが、国家権力の絡繰りが多少なりとも感じ取れる読み物で、はまってしまいます。マスコミ報道でしか、その事件を知ることが出来なかったので、当事者からの報告は興味深々です。

 全部読んでいないのですが、昨日の白は今日の黒にしてしまうのが権力です。知らない世界をかいま見ています。