やさい通信
2005年5月16日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
     小比企町の鈴木さん        館町の田中さん    
春菊
きゅうり
スナップエンドウ
大根抜き菜
きぬさや

スナップエンドウ


 きぬさやもスナップエンドウもさやごと食べるえんどうです。スナップエンドウは塩ゆでして、そのまま食べると美味しいです。味をつけたい方はマヨネーズをつけて食べるても美味しさがわかります。サラダにしてドレッシングをかけて食べてもいいですし、肉やエビなどと炒め物にしてもいいかと思います。筋は取ってください。熱湯に塩を入れて1〜2分程度でゆで上がります。茹ですぎない方が美味しくいただけます。

 きぬさやの様な歯触りはなく、柔らかです。甘みがあって、私は塩ゆでしただけでそのまま食べるのが好きです。スナックエンドウとも呼ばれますが、どちらでも通じればいいのです。1983年頃、農水省でスナップエンドウの名に統一したようです。

 先日朝日新聞で読んでいましたら「日本」の読み方について掲載されていました。うろ覚えですが、日本を「ニッポン」と読むか「ニホン」と読むかなどという調査報告?だったような気がします。何故そんなのもに興味を引いたかと言いますと、小学校高学年の時、宿題が出て親に「日本」の読み方を聞いて来いと言われたことを覚えているからです。

 つまらないことを覚えているものです。その時我が親は、母親の方です。「ニホン」だと答えました。担任が一人一人聞いていきました。私の番になり、少し言うのをためらった記憶があります。それはほとんどの人が「ニッポン」と答えたからです。「ニホン」は少数派でした。

 それが社会全体の少数だったのか、と問われれば、わかりません。湘南の牧場の隣の小学校の一クラスの中の少数派です。(「の」の字が続く文章でパソコンは「の」続きと警告しています。)しかし子供心に「ニホン」と言う人の方が少ないのかと焼き付きました。

 その後担任から日本語の講釈がありました。「日」という字は「ニチ」と読む「ニ」とは読まない、「日本」は「ニチホン」が詰まって「ニッポン」となったので「ニッポン」が読み方としては正しいと教えてくれました。私は親の教えに従って?ずっと「ニホン」と言ってました。どうなんでしょう。国語学的にどちらでも良いというわけにはいかないのでしょうか。

 どこに書いてあったのか新聞を捜してみましたが、もう見つかりません。取っておきたい記事はその日のうちに切っておかないと後でと思うとわからなくなってしまいます。と思いつつ、いつも切り取りを今忙しいからと後回しにして、結局わからなくなってしまいます。

 その新聞には、ニホン派が多いという記事だったような気がします。時代によって読み方が変化するのでしょうか。先頃話題を提供した日本放送は、ニッポン放送、ニホン放送?私などは親の教えに従って?ニホン放送と言っています。しかしこれは会社の名前なので、多分、ニッポン放送のような気がします。

 スナックエンドウ、スナップエンドウ?美味しいので、どちらでもいいのですが、「ク」だとそこが強い感じがします。「プ」の方が平坦な感じで、薄緑の柔らかいエンドウに合っているような気が私はしますが、どちらもいいと思います。収穫時期の短い野菜です。この時期、充分に堪能してください。

 大根抜き菜


 サラダ系が最近多いので、こういう野菜がでますと、何となくほっとします。夏大根の抜き菜です。大根の葉のように堅くないので、おひたしや炒め物、煮びたし等々小松菜のように食べられます。きぬさややスナップエンドウなど小型の野菜が二品目も入りますと全体のボリュウムがこぢんまりしてしまいす。大降り野菜を一つ入れますといいのですが、きぬさやスナップエンドウを盛りの時に入れたいので、ボリュウムがこぢんまりですが5点入っています。

 寒い新緑の時期になってます。暖房が恋しくなるような気温です。野菜に影響がでないといいのですが。北海道では雪が降ったとか、流氷が来たと報じられています。冷え込みはきついです。アスパラの成育が止まったと連絡が入りました。下着を一枚重ねました。気候変動の警告が研究者などから出されています。単なる特異気候ならよいのですが。