里芋は冬野菜でもう最後と書きながら、その後も出てきています。こんどこそ最後だと思います。収量というのは、分からないものです。葉ものなら上に出ているのでわかりやすいのですが。
葉ものが多いので1点でも葉ものでないのがあるとホットします。ホット役の里芋です。4月も後半になりますとやっと端境期が終わります。これから新しい野菜が出てきます。
桜の花と新緑の若芽が同居して春の淡い色合いは、モネの風景画のようです。季節が変わりつつある景色を眺めると、毎日同じ場所でも、その美しさに感動してしまいます。人工的な街路樹でも新芽の頃は奇麗です。
里芋の葉は、とても大きいハート?形です。傘を逆にしたように回りが高くなっています。この葉に溜まった露を集めて墨ををすり七夕の短冊を書くと字が上手になるという言い伝えがあるそうです。墨をすって字を書くことは、中学校の習字の授業で書いて以やったことが思い出せません。ペンも悪質な文字なので、滅多に手書きで書くことはなく、すぐにパソコンを使ってしまいます。
里芋の葉の露を集めて遊ぶなどいう経験がなかなか出来なくなっています。夢のある楽しい言い伝えは、残したいのですが、経験が出来ないですよね。墨文字も地元の畑もいつまでも残したいのもです。