やさい通信
2005年4月18日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
     小比企町の鈴木さん        館町の田中さん    
里芋
かぶ
みつば
のらぼう
ほうれん草


みつば


 春の根みつばです。待ち遠しかった野菜で、食べると心が清々しくなる感じがします。私はみつばは、おひたしと決めている所があって、新物のみつばは必ずおひたしで食べるのが習慣になっています。味も香りも人を癒してくれる野菜です。

里芋


 里芋は冬野菜でもう最後と書きながら、その後も出てきています。こんどこそ最後だと思います。収量というのは、分からないものです。葉ものなら上に出ているのでわかりやすいのですが。
 葉ものが多いので1点でも葉ものでないのがあるとホットします。ホット役の里芋です。4月も後半になりますとやっと端境期が終わります。これから新しい野菜が出てきます。

 桜の花と新緑の若芽が同居して春の淡い色合いは、モネの風景画のようです。季節が変わりつつある景色を眺めると、毎日同じ場所でも、その美しさに感動してしまいます。人工的な街路樹でも新芽の頃は奇麗です。

 里芋の葉は、とても大きいハート?形です。傘を逆にしたように回りが高くなっています。この葉に溜まった露を集めて墨ををすり七夕の短冊を書くと字が上手になるという言い伝えがあるそうです。墨をすって字を書くことは、中学校の習字の授業で書いて以やったことが思い出せません。ペンも悪質な文字なので、滅多に手書きで書くことはなく、すぐにパソコンを使ってしまいます。

 里芋の葉の露を集めて遊ぶなどいう経験がなかなか出来なくなっています。夢のある楽しい言い伝えは、残したいのですが、経験が出来ないですよね。墨文字も地元の畑もいつまでも残したいのもです。

のらぼう


 のらぼうは、あきる野方面の特産物だとずっと思っていました。あきる野の特産であることに違いはないのですが、川崎市の特産でもあるそうです。川崎の農産ブランド「かわさきそだち」というのに登録されている野菜だそうです。川崎市民でも知っている人が少ないようです。あきる野や八王子市民も知らない人がたくさんいます。地元の人でないと食べたことがないのだと思います。スーパーでは売ってないのですから。

 川崎の多摩区の管地区で栽培されていて、自家栽培用で800年も前からあったそうです。江戸時代の天明、天保の大飢饉を救ったという由緒ある野菜だそうです。管地区には、のらぼう保存会というのがあるそうです。

 のらぼうを端境期の繋ぎの野菜などとだと軽く思ってはいけない野菜だということがわかりました。



 中国や韓国で反日デモが続いているようです。テレビは同じ場面を何度も写していますので、過激な暴力行動が何度も繰り返されているように見えますが、同じ場面だったりします。暴力行為はとんでもない話ですが、デモは権利として認められたものです。教科書問題や首相の靖国神社参拝などが、侵略された側を逆撫でしているのです。靖国神社は戦犯が崇められている神社です。過去をきとんと反省して未来に繋げていくこが必要だと思います。